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日々のアウトプット記録

やっと家でもTJBotが動いた

やっと家でもTJBotが動くようになった。

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結局つながらなかった理由はよくわからなかったが、取り敢えず手順を書いておく。


目次


Wi-FIの設定変更したい

TJBot Zero は中身にRaspberry Pi Zeroが入っている。
これには有線のLANは搭載されていない。
なのでWi-Fiで接続をする必要がある。
Wi-Fiに繋がればSSHでログインして設定変更が可能だが、ハンズオン会場と家ではSSIDパスフレーズが違うので、持ち帰った状態では家のWi-Fiには繋がらない。
LANに繋げないと修正できないが、繋がらないという状況。

さて、どうしたものか。

入出力機器をつなげる

では、ディスプレイとキーボード/マウスを繋げよう。

Raspberry Pi Zeroは小さくて安い代わりにI/Oのインターフェースも小さくなっていて、こんな感じ。

I/F 規格 個数
HDMI ミニ HDMI 1
USB ミニ(Type B) 2(但し1つは電源専用)

幸い、作成したTJBot Zeroにはマイク用に USB B(ミニ)からUSB A(ノーマル)への変換ケーブルが付いているので、USBハブを挿せばキーボードとマウスは繋がる。

問題は HDMIだ。
我が家にはHDMIのミニが必要な機器は無かったので、HDMI(ミニ)とHDMI(ノーマル)を繋ぐケーブルは無い。
画面が見えなければ操作はできない。

さて、どうしたものか。

Raspberry Pi B+

そうだ、あいつにSDカード挿せば修正できるんじゃね?

我が家にはRaspberry Pi B+が有る。
しばらく使ってなかったのを引っ張り出してきた。
Raspberry Pi Zeroに刺さっていたSDカードを抜いてRaspberry Pi B+に挿しなおして起動。

オーケー。無事に起動する。Raspberry Pi B+はHDMI(ノーマル)なので、PCのディスプレイに繋げばちゃんと操作可能。 但しRaspberry Pi B+にはWi-Fiは無い。 でもまぁ、設定ファイルを編集するだけで行けるでしょ? という安直な考えで修正。

修正方法は以下の記述を参考にした。

qiita.com

ここに Wi-Fiのセットアップコマンドが書かれているので、これを自分の家のWi-FiアクセスポイントのSSIDパスフレーズで実行。

$ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'

これでリブートすればOK、のハズだった。

我が家には罠がある

しかし、このままでは我が家は駄目なのだ。

Wi-Fiアクセスポイントは、念の為MACアドレスフィルタリングをしている。
だからRaspberry Pi ZeroのMACアドレスが知りたい。
だが、知るためには起動してログインしないといけない。

むー。。。

取り敢えずMACアドレスフィルタリングを外す。 接続できれば、接続中の機器のMACアドレスを表示する機能がうちのWi-Fiルータにはあるので、後で設定すればいいや。

今度こそこれで。。。。

接続できない。
何故だ、なぜなんだー!!!!

既に22時を過ぎている。でも、なんとか使えるようにしたい。

。。。。。
。。。。。
。。。。。

諦めて、AmazonHDMIケーブルポチるか(ぇ?

これを買った。お急ぎ便なので翌日(つまり今日)届く。

再度チャレンジ

HDMIケーブルが来たので再度チャレンジ。

結果、、、、

。。。。。
。。。。。
。。。。。

なんの問題もなくWi-FI接続できて、sshログインもNode-RED画面へのブラウザからのアクセスも問題なく出来た。

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ちなみに、ディスプレイやらキーボードやらを繋いだだけで、何かを書き換えたとか、そういう事は一切やっていない。

ということは、ケーブルは買わなくても良かったんじゃないか?
というツッコミは無しで。

これで無事に我が家でもTJBotが動かせるようになりました。 Wi-Fiの事に気づいていれば、ハンズオンの最後にやっておくんだったなぁ。 そしたらこんなに苦労しないでも使えたのに。

でも、使えるようになったのは素直に嬉しい。

そして折角なのでRaspberry Pi B+もちゃんと使えるようにしておこう、ということで、再セットアップ中です(笑)