01/21(月) は「【増枠】Mercari CES 2019 報告会」に参加してきました。
会場は 株式会社メルカリ さん。既に今年に入って2回め。いつ来ても広くてきれい!
目次
CESとは
Consumer Technology Association (CTA) が主催し、ネバダ州ラスベガスで開催される電子機器の見本市。 CESはConsumer Electronics Showの略だったけど、現在ではCESが正式名称で、"Consumer Electronics Show" や "International CES" という表記でCESの情報を参照しないように、とサイトに注記があります。
タイムテーブル
タイムテーブル
時間 | 内容/発表者(敬称略) |
---|---|
19:00~19:30 | 開場 参加者受付 |
19:30~19:35 | 開会 会場案内 |
19:35~19:55 | 写真で振り返る CES 2019 Mercari, Inc. R4D, XR Team Manager 諸星 一行 @ikkou |
19:55~20:15 | ソフトウェア視点から考えるスマートグラスの普及方法 Mercari, Inc. R4D, XR Research Engineer 柳澤 慧 @ash_yanagisawa |
20:15~20:35 | VR&その他で気になったデバイス/ソフトウェア Mercari, Inc. R4D, xR Engineer 中村 太郎 @nakatarotaro Mercari, Inc. R4D, XR Researcher 里見 充則 @gravitino |
20:35~21:05 | 新デバイスから体験まで!XR関連のトピックスの総まとめ!! Mercari, Inc. R4D, xR Engineer 中地 功貴 @nkjzm Mercari, Inc. R4D, Intern 山下 ひとみ @omeme_1231 |
21:05~21:20 | 質疑応答 |
21:20~22:00 | アフタートーク ※自由解散・自由退場 |
内容
受付から既に(笑)
受付始まりました! #mercariCES pic.twitter.com/E86DjhxH5p
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) 2019年1月21日
このときは登壇者のはいえろ(@omeme_1231)さんとは知らなくて、取り敢えずすごい眼鏡だなと思ってました。
既に当日のツイートがトゥギャられてますので、そちらもどうぞ。
全体的に内容が盛りだくさんで、1時間半ほぼノンストップで、でも楽しく報告を聞き続けるスタイル。 ツイートもたくさんされていましたし、参加者の皆さんが熱心に聞き入られているのが印象的でした。
また、現地でのツイートも纏めが作成されていますので併せてどうぞ。
いつものように、最初にお弁当と飲み物をいただきました。
お弁当、頂きました。 #mercariCES pic.twitter.com/sneyNKa8Fk
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
とても美味しかったです。ありがとうございました!
ちなみに、メルカリさんのイベントでは最初から飲み物と食べ物が提供されることが多いのですが、椅子に付いているテーブルにPCを置くと食べ物を置くスペースがあまりありません。PCを持ち込んでいる場合は、提供された食べ物は早めに食べきって、テーブルの上はPCと飲み物だけにしておくほうが食べ物などをこぼしてしまうリスクが減るので個人的にはオススメです。(食べ物を落としそうになったことがある)
Mercari, Inc. R4D, XR Team について
mercari R4D XR Team #mercariCES pic.twitter.com/PAr2iK3b89
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
- R(Research) 研究
- D(Design)設計
- D(Development)開発
- D(Deployment)実装
- D(Distruption)破壊
写真で振り返る CES 2019
Mercari, Inc. R4D, XR Team Manager 諸星 一行(@ikkou) さん
内容メモ:
何故CESか?
- スマートグラスに最適化したプロと対応版を出すため。
- 実際に見てみないと分からない
CESとは
- 1967年から続く電子機器の見本市
- ラスベガス
- 参加者は18万人くらい
CEATECが15万人くらいなので規模感の参考に - 1ヶ月前の登録で100$
- 空港で受付ができる
ホテル&カジノ
- 家電だけではなく自動車も増えている
- 広すぎて1日では回りきれない
- Googleも巨大なブースを出してGoogle Homeを押していた
Tech East
Tech Eastの展示 #mercariCES pic.twitter.com/7UReQ6ga1M
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
面白いと思ったもの
- 曲がるディスプレイ
- nreal
- insta360
Tech West
Tech Westの展示。 #mercariCES pic.twitter.com/CQK0FUUWJM
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
- AWSなど
- 招待をされていないと入れない展示などが有った
- フランスのLa Flance Techに勢いが有った。
- HTC Vive
CES2018との違い
- 全体感として目立っていたのは5G, Al, Mobility
- 目立っていたSleep Techはやや縮小するも出展社の質は向上
- 健康志向の高まりからかHealthcare, Weflnessが伸長
- VR関連ブースがやや縮小し、AR/SmartGlassブースが大きく伸長
- かつてない程度に自撮り(セルフイー)の機会が多かった
- CES Shanghaiの高まりからか中国ブースが目立った
経済産業省の世耕大臣がCES を初視察
メルセデスの自動運転車
- NVIDIAのブースでは自動運転の仕組みを見られる
Go to CES 2020(航空券とホテルの手配)
- CES 2020の会期は2020/0 1 /07~1 0の4日間
- 航空券&宿の争奪戦は既に始まっている
- CES 2019手配実績
- 手配開始は11月上旬、早めに決めて夏頃には確保したい
- 航空券
- 前日1/7入り直行便で@50万超え。乗継便で@25万前後
- 前々日1/6入り直行便で@21 万前後、安くないが確保
- ホテル
- LVCC周辺は既に満室、車で10分程度の距離で@3.5万前後
- 宿泊費とは別に期間中1,500US$前後のリゾート税が発生する
- 最終的に車で10分程度の距離にある家をairbnbで確保
- LVCC周辺は既に満室、車で10分程度の距離で@3.5万前後
航空券やホテルは8月くらいから押さえたほうが良い
ソフトウェア視点から考えるスマートグラスの普及方法
Mercari, Inc. R4D, XR Research Engineer 柳澤 慧(@ash_yanagisawa) さん
内容メモ:
3つのキーワード
3つのキーワード #mercariCES pic.twitter.com/902cO19lNq
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
- 一般的なジェスチャーは両方の手を使う
- 指を指しながら選択する
- お気に入りに登録するにはサムズアップ
人の行動原理に沿ったインターフェース
一般的な画像検索の仕組み
- クラウドに画像を送って解析
→これだとプライバシーに問題が出てくる
カメラ画像から該当部分だけを送るようにする
- 処理はできるだけエッジで行うようにする
- 人の顔がないときのみクラウドに送る
最終的には端末内で商品検索ができることを目指す
- Google Lens
- プライバシー問題はスマートグラスを普及させる上では想像以上に重要
機械学習で最も良い候補1個のみ表示
- 情報量が多すぎると理解するのに時間がかかるので5つのみ
http://ascii.jp/elem/000/001/801/1801045/ascii.jp
- 何故 Vuzix Bladeを選んだか?
- OSがAndraoidなのでその他のデバイスへの移行も簡単
- 難しいところは
- カメラが少し上を向いているのでうまく認識させる範囲に入れるのが難しい
- 稼働時間
- 1時間ほど
- 利用者の想定
- 現在のメルカリの利用者が日常的に使う
VR&その他で気になったデバイス/ソフトウェア
Mercari, Inc. R4D, xR Engineer 中村 太郎(@nakatarotaro) さん
Mercari, Inc. R4D, XR Researcher 里見 充則(@gravitino) さん
[資料は公開されたら追記します]
内容メモ:
立体音響
- HRTF
TENNISPOTというバーチャルテニスシステムの展示。画面上の対戦相手が打ち返した球の軌道に応じて視点が切り替わる仕組みはVRっぽい気がして面白い。 #CES2019 #R4DCES pic.twitter.com/OlHtLj505A
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) 2019年1月11日
ロボットとAR
BlockChain×IoT
- ペット関連デバイス
右下のハムスターと同じように猫に運動させるデバイス(笑) #mercariCES pic.twitter.com/tLrivUkY7y
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
- 空飛ぶタクシー
空飛部タクシーhttps://t.co/FckAugGAIj
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
#mercariCES
- 曲がるデバイス
曲がるディスプレイ、ハンドバッグにつけるの結構面白いかも。
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
#mercariCES
- 日本のメインはアバターを大切にしている
- 海外は体験型
- ARグラスはなにかに使うための目的を持ったものが多かった
新デバイスから体験まで!XR関連のトピックスの総まとめ!!
Mercari, Inc. R4D, xR Engineer 中地 功貴(@nkjzm) さん
Mercari, Inc. R4D, Intern 山下 ひとみ(@omeme_1231) さん
こちらは資料が公開されているので、見てみてください。 これを読みながらツイートを確認すると、どんな感じなったのかよく分かると思います。 (何が言いたいかって言うと、発表と動画に夢中でメモもツイートも出来てません、すいません!ということです(汗)
なんか話をしている人がみんな、メチャ楽しそうなのがいいな。
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
#mercariCES
買いたいものを、触ったような体験ができるものがあると良さそう。
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
#mercariCES
懇親会
懇親会の雰囲気はこんな感じでした。
まとめ
なんだかあっという間でした。どんなものが発表されたのかな?という単純な興味で参加をしたのですが、登壇した方々があまりに楽しそうに話をしているので、俺も行ってみたい!という気持ちになりました。(いや、個人で行くにはあの金額は難しいので無理だと思いますが) こういうことをきちんと追っていく組織だったり、それを外部に発信しているところは本当に良いなぁと思いました。
VR/ARとか詳しくなかったけど、楽しそうに話されているのを聞いて、とても刺激を受けることができたので、参加できて良かったです。登壇者、スタッフ、参加者の皆様、本当にありがとうございました!
— kabukawa (@kabukawa) 2019年1月21日
#mercariCES