Above & Beyond

日々のアウトプット記録

人事が見ているマナー、ねぇ

なんかTwitter見ていたらこんな記事がちょっと話題になっていたので、言及しておく。

headlines.yahoo.co.jp

内容がアレすぎて、更にページビューを伸ばすのは嫌なんだけどね。

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大学の日常でやっていることを変えないと、就活で苦戦するという内容。

例に出されている4点は

  • ペットボトル
  • 後ろから座る
  • すぐ帰る
  • コートを着たまま

の4点。

どれも「何が問題?」としか思わないし、これを問題にする企業ってたぶん就職してからも同じことを言い続けると思います。 就活のときだけ我慢すればいい、なんてことはないので、記事に書かれている内容を読んで違和感を感じた人は、 ぶっちゃけ「入るのやめたほうが良いですよ」というアドバイスしか思い浮かばないなぁ。


目次


ペットボトル→マナー違反

偉い人が話をしてくれているのに飲み物を飲みながら聞くなんてマナー違反、ということなのでしょう。 でもね、学生はこの時点では会社に入ったわけではないので、喋っているのが社長であっても、学生にとってはただの人です。 まぁ歳上なんで、そういう意味では目上の人ではありますが。 個人的には、将来の客になるかもしれない相手に対して、お茶くらい出してもマナー違反にならないのにと言いたくもなりますが。 暑い時期に飲み物を飲まずに熱中症になったら「たるんでる」とか言い出すんでしょうか。 恐ろしいですね。社員じゃなくて奴隷でも探しているんでしょうか。


後ろから座る→気弱でコミュニケーションできない

前に座ったからと言ってコミュニケーションなんか取る気無いじゃん? という話はさておき、自由席って言うからそうなるんで、席を決めれば良いんじゃないですかね。 それに、話す内容に期待が持てれば最前列から埋まるでしょう。(アイドルのコンサートとか、そうですよね?) 自由席なのに前から座らないのはつまり内容が期待されていないからなのではないかと。 ちなみに僕は前に座ります。コミュ障ですが後ろだと見えないので。 座る場所なんてなんのアテにもならないってことです。


すぐ帰る→質問の機会を逃す

聞きたいことがないんだから別にいいんじゃないでしょうか。 かまってちゃんって訳でも無いだろうし、喋ったことが伝わったのに何が不満なんですかね。 早く帰るのが駄目?あー、無駄に残業を促す文化でも持っているとかですか? それに質問は個別ではなく皆で聞けるようにやったほうが情報が共有されて良いのでは? ちなみに記事にある「大半の学生はそんなに慌てて出て行かなくても余裕があるはず」なんて大きなお世話。 学生は授業を切り上げて参加しているかもしれないし、学業の時間を削っているのに「お前ら暇だろ?」とか失礼すぎるだろ、大学コンサルタント


コートを脱がずに屋内に入る→マナー知らずで想像力も乏しい

コート掛け用意されて無かっただけじゃないですかね。 という話はさておき、普通に暖かくしておけば皆コートくらい脱ぐと思いますが。 それにマナーはともかく想像力も乏しいって、突然出てくる想像力。 それなら会場寒いのかなって思わないのは想像力とは言わないんですかね? ちょっと何を言っているかよくわからない。


つまり

どのパターンでもそうですが、たぶん企業側としては「フィルタリング」しているつもりなんでしょう。 まぁ、別にそういう企業は勝手にそうやっているだけなんで、これから人が減っていくのに大変ですね。 もしこれが、未来永劫続く日本の「マナー」だとしたら、残念な未来しか思い浮かばないなぁ、と思いました。

そういう意味では、そんな企業から不採用になったことは良かったことなんじゃないかとさえ思う。

実際には、この記事の内容が当てはまらない会社も多いと思うし、そういう企業にとっては迷惑でしか無いでしょう。 (求めてないことを、さもすべての企業が求めているように書いてあるわけですから)

学生さんがこの記事を見て変に萎縮したりして欲しくないですし、もっと違うことに力は使われるべきだと思います。

日本にはもっと明るい未来があって欲しいな!

「ラズパイとNode-REDでロボット(TJBot zero)を作ろう! 」2019 #01 基礎編

1/12(土)は「「ラズパイとNode-REDでロボット(TJBot zero)を作ろう! 」2019 #01 基礎編」に参加してきました。

bmxug.connpass.com

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会場は コワーキングスペース茅場町 Co-Edo さんのイベントスペース。12人でハンズオンするには丁度いい広さだと思いました。

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スペースの受付は5階にあります。(イベント会場は4階) ビルの1階は階段とエレベーターホールしか無くて、危うく通り過ぎるところでした(笑)

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目次


TJBot とは

以下のページの最初に簡潔に書かれていますので今北産業で引用すると

TJBotとは、レーザカットや3Dプリント用のデータがインターネット上に公開されており、自作できる人工知能ロボットです。
これまでのTJBotは、Raspberry Pi 3 Model B+を搭載できる様になっていましたが、今回紹介するTJBot ZeroはRaspberry Pi Zero WHを搭載できる少し小さめのTJBotです。
ラズパイを搭載しているため、Node-REDを用いて簡単にロボットを操作したり、人工知能APIと連携したりできます。

自作AIロボットTJBot Zeroで遊んでみる - Qiita

というものです。特徴としては

  • ロボットのボディを作るためのデータがインターネット上で公開されている
  • ロボットとして動かすための部品一覧も併せて公開されている
  • クラウドサービスと連携させることで画像認識や音声認識などを組み込むことができる
  • Raspberry Piに組み込まれたNode-RED等を使って、簡単にプログラムを作成できる

という感じで、やる気と部品を購入するお金があれば誰でもロボットが作れるキット、という感じですかね。 ググってみると分かりますが、元々IBM Researchで開発されたものをオープンな形で使えるように公開したものです。 こういうところ、面白いですよね!

どんなロボットかというのは写真を見てもらったほうが良いので貼っておきます。

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左側が今回のハンズオンで作った、Raspberry Pi Zero WHを搭載したTJBot Zero、右がIBMが公開しているオリジナル版(Raspberry Pi 3 Model B+を搭載)です。 TJBot Zeroは日本の有志が作ったもので、オリジナルより少し小さいけどほぼ同じことができるかわいいやつです!


何故参加したか

TJBot、知っている人は結構いるんですが、実際作るとなると

  • データがインターネット上で公開されていても、ダンボールカットを自分でやるのはちょっと辛い
  • 部品一覧があっても、何処で買ってくればいいかわからないし、1台分を揃えるのは結構面倒
  • 電子工作?難しそうで無理無理
  • 仮に形に出来たとして、実際にどう動かすか分からない

ということで躊躇している人は多いのではないでしょうか?少なくとも僕はそう感じていました。 そういうところにこのイベントの告知を見つけたので「これは参加するしか無い!」ということで参加してきました。 ただ、同じように考えていた人はかなり多かったようで、倍率は2倍。 抽選で当たらなかったら参加できなかったのですが、運よく参加できたので本当にラッキでーした。

なお、イベントの主催はBluemix Users Groupさん。 来月も開催予定が有るとのことなので、参加したい人は以下のグループのメンバーになっておくと良いと思います。

bmxug.connpass.com


タイムテーブル

時間 タイトル 講師
10:30~10:40 コミュニティからのお知らせ IBM Champion
境川 章一郎 さん
10:40~14:00 TJBotを組み立てよう
TJBotカット済みダンボールの組み立て。
TJBotのコア部分(Raspberry Pi Zero WH)
IBM Champion
田中 正吾 さん
14:00~15:30 Node-REDを使用してTJBotを動かそう
TJBotの基本動作紹介, IBM CloudとTJBotを連携しよう
IBM Champion
横井 一仁 さん


内容

部品やレーザーカットされたボール紙はイベントの主催者さんの方ですべて用意されていました。

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なので、参加者のやることは手順に沿って組み立てていくことだけです。 今回のハンズオンでは、電子部品の組付けはブレッドボードという刺していくだけで結線できるものを使っていたので、はんだ付けも無し。 これだけでもだいぶハードルが下がりますね! しかも、ブレッドボードに必要な部品は殆ど実装済みの状態になっていて、本当にいたれりつくせり。 参加するまでは「電子工作とかできるのかな」という不安も有ったのですが、これなら最後まで組み立てて動かせそうだと思いました。


TJBotを組み立てよう

最初はTJBotの組み立てから。

手順はこちらの資料を使いました。こういう資料がインターネット上で公開されているのもいいですよね。

TJBot Zero 組み立てガイド

レーザーカットされた台紙は用意されているので、それをカッターを使って台紙から外して組み立てます。

自分でレーザーカットしてボディを用意したいという方はこちらにTJBot Zero用のデータが公開されています。 レーザーカッターでカットするサービスをしてくれるホームセンターが近くにあれば、自前でボディを用意できます。 動かなくても、結構かわいいですよ!

www.ibm.com

ボディを組み立てる時の注意点としては

  • カッターを使うので、 怪我しないように気をつけて。(最重要。安全第一)
  • 足を入れたりするための穴が何箇所かあるので、これらは組み立て前に必ず抜いておく。
  • 頭の後ろにある穴はスピーカーのサイズに合わせて大きい方を抜くのか小さい方を抜くのか決める。
  • 腕の部分は最難関なので扱いは慎重に。
  • ボール紙は厚さによっては頼りないので、セロテープ等で補強する。(足と腕)
  • 山折り/谷折りがある。レーザーカットの場合、谷折りがやりづらいので定規などをあてて曲げるなど工夫が必要かも。
  • なんとなく前のめりの感じに組み上がっても、ラズパイなどを組み込むとバランスが変わって安定するので問題ない。
  • 頭の左側に空いている縦のスリット穴は電源用USBケーブルを出すだけ。腕用ではない。

途中から電子部品の組付けも入ってきますが、

  • ちょっと部品が細かいので、老眼入った人(俺)は虫眼鏡とかあるといい。
  • 嵌めていくだけなので、しっかり接続しないと抜けちゃう。ヤバそうなところはセロテープなどで固定するといい。
  • カメラのケーブル、表裏が逆だと動かない。取り回しも少しやりづらい。
  • 抵抗をLED側につなげる。(個人的にはLEDの結線が最難関でした)
  • マイク用のUSBは内側、電源用は外側。(決まってないかもしれないけど、ケーブルの取り回し上こうなった)
  • ケーブルがバラけていると分かりづらいし邪魔なので、テーブなどで纏めておくといいかも。

なんだかんだで組み上がるまで2時間以上かかりましたが、なんとかこんな形になりました。

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起動、稼働確認

動作させるために必要な環境

  • USB電源(Raspberry piを起動できるもの。意外に電力を食うので余裕を持って供給できる容量の物がいいかも)
  • Wi-Fi(接続できるようになるまではMACアドレスフィルタリングは外す)
  • 接続して操作するためのPC

起動イメージの入ったSDカードを入れて電源ON(USBケーブルをPCなどにつなぐ)すると、起動します。

頭を被せたままだと状況が見えないので、最初は頭を外して、起動できることを確認できてから頭をかぶせると良いかもしれません。

起動中SDカードにアクセスしていればRaspberry Pi Zero WH上のLED(TJBotの頭についているのとは別)がチカチカしているはずです。 起動するまで2分弱くらいかかるので、気長に待ちます。

アクセスのLEDが点灯しない時は電源をOFFにして以下のことを確認してみてください。

  • 電源が入らない
    接触が悪くないかUSBケーブルを抜き差ししてチェック
  • SDカードが入っていない/読めない
    → SDカードを入れ忘れていないか、接触が悪くないかチェック

カメラも、接続ができるとレンズ横のところのLEDが点灯するはずです。 点灯しない時はシャットダウンして以下のことを確認してみてください。

  • Raspberry Pi Zero WHとカメラのセル族ケーブルが表裏逆になっていないかチェック

なお、シャットダウンは、スピーカーが生きていればTJBotに割り当てられたIPアドレスを喋るので、

sshでログインしてシャットダウン

$ ssh [TJBotに割り当てられたIPアドレス] -l pi
password:raspberry

$ sudo shutdown -h now

スピーカーは、接続できていればRaspberry Pi Zero WH起動後に割り当てられたIPアドレスを喋ります。 しゃべらない場合は

  • 音が全く出ない
    接触が悪くないかUSBケーブルを抜き差ししてチェック
  • IPアドレスをしゃべらない
    → SDカードに入ったイメージが壊れていないかチェック

ここまでできていれば、今回のイメージに組み込まれたNode-REDにブラウザでアクセス(http://[TJBotに割り当てられたIPアドレス]:1880/)できるはずです。


なお、ハンズオンでは既に出来上がった起動イメージが焼かれたものが配られたので電源をいれるだけで起動しましたが、自前で部品を揃えて起動できるようにするには以下の手順でやると良いようです。


Node-REDを使ってTJBotに色々やらせてみる

こちらのページに書かれている手順で、色々なことを実際にやってみました。

qiita.com

  • 腕を動かす(上中下、3段階で腕の位置を制御)

  • 頭についたLEDを点灯(色を変えたり消したりもできる)

  • カメラで画像を撮影し、それをWatson Image Recognition APIで写っているものが何か認識させて結果を取得

  • Twitter APIでツイートされたテキストから腕が動いたりLEDが点灯したり

動くと結構楽しいですね!


その後

動くと愛着が湧くもので、家に連れて帰りたいと思うのも事実。有り難いことに、出来上がったTJBotを1万円で連れて帰ることができます。

1万円と考えると高く感じますが、内訳を考えると。。。

  • 部品代(ボディ、Raspberry Pi等)だけで1万円弱。
  • ブレッドボードへの実装の作業工数
  • SDカードの準備の作業工数

と、1万円というのはかなり安いと個人的には思います。

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そういうわけで、TJBotのある生活、はじめました(笑)


懇親会

ハンズオンの後は参加者とスタッフで懇親会が開かれました。(参加は任意かつ別途1000円必要)

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終始和やかな雰囲気で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

  • 出来上がったTJBotの話
  • ボディを3Dプリントで作ろうとしている話
  • ボディをステンドグラスで作っている話
  • 歩かせたい
  • 飛ばしたい(ぇ?)

などなど、話は尽きない感じでした(笑)


まとめ

今回、抽選に当たって参加できたわけですが、とても楽しかったですし、きっと多くの人が楽しいと思える内容だと思います。 ハンズオンなので一度に沢山の人は参加できない訳ですけど、ぜひ多くの人がこの楽しさを体験してほしいと感じました。 海外では学校での事例も有ると聞きましたので、日本でもそういうことが行われるようになると良いですね!

最後に、スタッフ、講師、参加者の皆様、本当にありがとうございました!

カジュアルLT大会 #1

1/10(木)は「カジュアルLT大会 #1」に参加してきました。

engineers.connpass.com

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会場は 株式会社キュービック さん。

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広くてきれいな会場でした。しかも、勉強会などのイベントへ貸出も可能とのこと。早速イベント会場として使いたいという声が出ていました。

こういう事がスピード感、良いですよね!この場にいるのも何かの縁、ということで。


目次


カジュアルLT大会 とは

イベントの概要を印象します。

こんな言葉を聞いたことありませんか? 「正式な 選考 登壇の前に、情報交換もかねてざっくばらんな話がてらカジュアルに 面談 LTしませんか? 履歴書 スライドなどはご準備頂かなくて構いませんので、手ぶらでお越しください。」 そうです、今回のテーマは「 カジュアルLT会 」です。

資料作成も事前準備不要、と大変気軽にご参加いただけ、いつのまにかLTをして頂く事ができる会です。 登壇時にはスケッチブックをお渡ししますので、どうぞご活用下さい。 なお全てのセッションは司会の気分による指名制になりますので、当たるか当たらないかは完全に運任せという事をご承知おきください。 トークは5分間で強制終了になります。

  • 資料なし(作っても表示できないので意味なし)
  • ランダムでLTする人を決めるので喋るかどうかは運
  • スタッフも含めてほぼ全員参加。

と、割と出たとこ勝負な感じのイベントのような気もしますが、なかなかどうして、いい感じになるところが素晴らしい。


何故参加したか

直接の理由は年末に参加したこのイベントでの告知で興味を持ったからです。

kabukawa.hatenablog.jp

ただ、振り返ってみるとその前からこういう勉強会にも参加していますし、このコミュニティの熱気とか、雰囲気が好きなんだと思います!

kabukawa.hatenablog.jp


タイムテーブル

時間 タイトル
19:00 開場、受付
19:30 オープニング&日本酒FlaskTalk
19:45 会場スポンサーLT2連発
20:00 カジュアルLT 前半戦
20:40 休憩
20:50 カジュアルLT 後半戦
21:20 懇親会
21:50 撤収
22:00 完全撤収

内容

当日のツイートはトゥギャられていますので、こちらをどうぞ。

togetter.com

また、ブログも何人かの参加者の方から既にアップされていますので、そちらのリンクも貼っておきます。

madowindahead.info

blog.killinsun.com

他にも見つけたらあとで追記します。

取り敢えず乾杯の写真を貼っておく(笑)

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オープニング&日本酒FlaskTalk

プレゼンター 銘柄
さっぴー川原(@sapi_kawahara)さん
Cuebic ニシジマさん
八海山 大吟醸 1800ml

八海山 大吟醸 1800ml

ねむ(@nemu1986)さん
yukipi2さん
KANE(@higuyume)さん(@ariakiさん)
出羽桜 純米吟醸 雄町 720ml 【山形県】

出羽桜 純米吟醸 雄町 720ml 【山形県】


LT一覧

一つ一つについて書こうと思ったんだけど、他にも書いている人がいて、そちらを超える内容を書ける自信がないので興味があれば上記リンクからどうぞ。

ちなみに。。。。
どの話もすごくいい内容だったし、話の仕方も工夫されていてとても良かった。
ということだけは伝えておきたいです。

タイトルというか概要というか 話した人
SIerあるあるをドラクエネタで みずりゅ(@MzRyuKa)さん
推しの劇団 「platform」について 脱脂綿@開発者の卵(@anchor_cable)さん
大根が辛くなくなる方法を大学時代に研究した ずんだまる(仮)(@edamametsubu318)さん
Cuebicさんでインターンだった時の振り返り とよへい(@t0yohei)さん
ねむのまいにちしあわせ ねむ(@nemu1986)さん
キーボード付きガジェット大好き 遠藤ヒズミ(@endo_hizumi)さん
Kindle 2019年モデル買ったけどサイコー 首無しキリン(@Kill_In_Sun)さん
人口について やまね(@yama_zm)さん
ひたすら自己紹介 しずく(@I_am_cute_0)さん
昨日あったこと uskさん
去年の9月で会社を辞めてやっていること
スクラム開発を導入、実践して思ったこと KatsushiMurakamiさん

自分のした話

去年の9月で会社を辞めてやっていること、という内容を話しました。

  • 去年の9月末で会社を辞めて、今は無職。
  • 去年1年間でオンライン参加も含めて160以上の勉強会に参加した。
  • 仕事をしている時はアウトプットをする時間がなかった
  • 今は勉強会の翌日に参加報告を書いてアウトプットを継続。
  • SESの世界で25年やってきて、このまま定年まで続けるのかに疑問を持った。
  • SESで現場にいるSEは外の世界が見えない
  • 自分が見た外の世界を情報として発信して、外の世界を知ってもらいたい
  • 外の世界を知って、外の世界に出てもらいたい
  • そのために会社を辞めて今の活動をしている
  • まだ大きな成果は出ていないけど、前には進んでいる
  • 1年間で何処までできるのかわからないができるだけのことをやりたい
  • みなさんも力を貸してください

5分なので、こんな感じの話をした気がします。


話せなかったこと

根本に有るのは、SESのエンジニアって孤独、という自分の体験です。 日本ではIT関連の技術者ってかなりの数が客先に常駐して開発などを行う、いわゆるSES形態で働いています。 大手の会社にいれば多少は変わりますが、

  • 客先で作業しているのでそもそもアウェー
  • 2次受け以降の階層であれば自社のメンバーが自分一人ということも多い
  • 自社に帰ることはせいぜい月1回
  • お金の話と評価面談のときしか来ない上司
  • 外部とのメール、Web閲覧禁止とかいう現場も有る
  • 仕様が決まらない、作った後で要件が変わる
  • どういうメンバーと働くかを選べない
  • XXの技術者(テストしただけでも「XXできます」とかいう触れ込みで現場投入)
  • OJTという名の現場丸投げ

なんて状況、あるあるじゃないでしょうか。

こんなところで働いていたら、そりゃー長時間働かないと終わらない仕事が回ってきても拒否できないかもしれないし、鬱にもなりますわな。
(じぶんもそうだった)

そして、こういう環境にいると自分の世界って自分の周りだけだと思っちゃうんです。
この世界しか無い。これが普通なんだってね。

でもね、違うんですよ。
ちゃんと違う世界は有るし、変えることはできるんです。

目の前にあるコードは、むかし誰かが作ったどうしようもないコードかもしれない。
ドキュメントが無いとか、テストされてないとかそんなシステムかもしれない。

だからといって諦める必要はないんです。
外の世界には、そういう問題を抱える同士がいる。
それを解決するための方法を知っている人がいる。

どうすればいいか?

自分で一歩を踏み出して、外の世界に出てみればいい。
会社を辞めろなんていいません。
今いる場所でも変えることはできるだろうし、変えなきゃいけない。
自分のためにも、同じように苦しんでいる誰かのためにも。

ただ、それは誰かが与えてくれるものではない。
自分が踏み出さなきゃいけないんです。
それが、カイゼン・ジャーニーに出てくる「それで、あなたは何をする人なんですか?」に対する僕の答えです。

大変そうですよね。

でも大丈夫。
僕みたいなおっさんでも、少しは前に進めています。
一人では大した力じゃないことは分かっているけど、それでも何かは変わる。
万が一、周りが変わらなかったとしても、自分が変われば見えるものは変わります。

だから、諦めないで欲しい。

おれも頑張るから。


懇親会

懇親会、時間がちょっと短かったけど、何名かの方とお話をすることが出来ました。すごく楽しかったです!

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まとめ

なんかエモい内容になっちゃいましたけど、結局自分がやっていることはこういうことなんだな、と改めて思いました。

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ただ、自分のやり方はカッコよくないし、壮大過ぎて気が遠くなりそうですが、でもまぁ、始めちゃったことだし頑張らないとね。 凄く無いおっさんがなんかやっているみたいだから俺もいっちょやってみるか!という感じでカジュアルに始めて貰えれば。

この一歩が明日のエンジニアのみなさんが幸せに少しでも役に立って欲しい。

そんな小さな想いが、参加した人やこのブログを見てくれた人、そうではなくても同じように孤独だった誰かに伝わってくれると嬉しいです。

最後に、スタッフ、スポンサー、参加者の皆様、貴重な機会をありがとうございました!