Above & Beyond

日々のアウトプット記録

転職してからの1年半を振り返ってみる

あけましておめでとうございます。 ということで、年も変わったので転職してからの1年半をちょっとだけ振り返ってみようと思います。

仕事の内容について

仕事の内容はインフラとか運用周り、果ては社内ITのインフラまで、開発とビジネス以外のところを引き受ける立ち位置。 相変わらず毎日分からないことを調べつつなんとか対処するような事が主な仕事と言ってもいい感じ。 入社した時と比べると関わるエンジニア数も増えて、全体の中でこぼれ落ちるような作業なんかも拾っては対応する、みたいなこともやってます。 こう書いても何やっているか伝わりづらいと思うけど、要するに何でも屋ってところです。

で、入社してから一番大事にしているのが、取り敢えずやったことをドキュメント化すること。 フルリモートだととにかくやっていることを記録して残して共有するのが滅茶苦茶大事なので、これは自分でも頑張ったなと思っています。 で、会社ではDocbaseをドキュメントのプラットフォームとして使っているので、どのくらいのドキュメントを書いたかを集計してみました。 APIが用意されているので以下のような感じで全部のドキュメントのタイトルと作成日時などを取得。

BASE_URL=https://api.docbase.io
API=teams/{スペース名}/posts
TOKEN={API Token}
curl --request GET \
  --url "${BASE_URL}/${API}?q=author%3A{ユーザー名}&page=1&per_page=100" \
  --header 'content-type: application/json; charset=utf8' \
  --header "x-docbasetoken: ${TOKEN}" | \
  jq -r '.posts[] | [.title,.scope,.created_at] | @csv' > article_lists.csv

CSVファイルに吐いたものをグラフにしたのが以下。

月別の投稿数

月によってばらつきは勿論ありますが、月平均で20位は書いていますね。 コードのドキュメント、データフォーマット、処理シーケンス等、書いている内容は様々ですが、書くことで理解が深まるし他の人と話をする時にドキュメントを先に読んでもらってから話をすると大分無駄が省けるので、書いてて良かったと思うことが多いです。

タイトルだけですが、こんな感じのものを書いてます。

AWS

  • AWS CLI
  • AWS MFA設定方法
  • AWS セッションマネージャー
  • AWS環境でIAMユーザーに複数MFA割当を行う
  • CloudWatch Logs Insights のクエリ
  • SESによるメール配信設定

Azure

  • Azure CLI
  • Azure Function 環境構築
  • Azure Synapse 外部テーブル作成
  • Azureのデータバックアップ設定
  • Azureログ調査方法

Kubernetes

Database

  • MongoDB
  • MongoDBへの接続
  • MySQL
  • MySQLへの接続方法

その他

  • Meta Defender Core のインストール
  • Meta Defender Core 調査
  • Redisへの接続

社内向け

  • VPN接続設定
  • Windows開発環境メモ
  • オフィスIT
  • 各種アカウント作成方法

仕事の仕方について

弊社はフルリモートなので、基本は家で仕事をしています。毎朝、朝会で前日までやったこととか今日やることを確認して、そこからは各自で作業をするのが基本的な流れ。 勿論、分からないことなどがあれば適宜オンラインでミーティングしたりしながら進めているので、孤立感はあまりないかと思います。

使っているコミュニケーションツールは

ですが、オンライン会議では相手に合わせてZoomやTeamsも使うことがあります。

自分が普段やっているのは、インフラ/運用保守周りとしては

  • 障害発生時にログを見て、そこから障害の原因と思しき箇所を特定してエンジニアチームに修正を依頼
  • インフラの設定変更など
  • インフラ設計/構築
  • VPN接続などの不調時に調査と修正などの対応
  • 各種アカウント(Azure/GitHub/Google/Slackなど)作成/削除
  • インフラコストチェック

上記以外にプロジェクト周りで

  • インフラ周りの問題に関する調査/作業指示
  • 作業や調査が漏れているものを拾って適切な作業者に依頼
  • 上記をする為にプロジェクト関連会議に基本的には全部参加
  • ドキュメント類の整理

と、コードを書く以外のことはだいたいやっているような気がします。

で、オフィスのインフラも対応する必要がある場面もあって、そういう時はオフィスに出社したりもします。 基本はクラウド上で完結するようにしていますが、どうしてもPCのメンテナンスだったりは発生するので。

今年は大きめのプロジェクトが有ったこともあり、自分は会議に取られる時間が多かったです。(1日の8割くらいが会議だった日も結構あった) フルリモートだとやっていることが分からないからサボれるし楽なのでは?とか思っている人もいるかも知れませんが、実際には成果が全てなので逆に働きすぎることのほうが多いのではないかなというのが実感です。実際、自分の月別の稼働時間を営業日で割った一日あたりの労働時間を見てみたのが以下のグラフ。

1日あたりの労働時間

見てわかる通り、5月くらいからはずっと10時間以上働いている感じです。 日によって短い日もあるしプロジェクトリリース前とかは休日勤務もあったので、この半年くらいは忙しかったですね。 ただ、成果を出せていればある程度時間の融通は効くので、日中帯に抜けて用事を済ませるとかはできますし、通勤時間もないので同じ労働時間でも通勤している場合に比べると時間ほど辛くはないかなと思います。 とはいえ、長時間働いても成果が上がらなければ意味がないので、このあたりは今年改善すべき課題です。


今年の目標

これまでを振り返ってみて、今年何をすべきかを考えてみました。

1. インフラ周り

もっと色々できるようにしていかないとなと思っています。 AzureとAWSという2つのクラウド基盤を使っているわけですが、これらを使いこなしつつ、安定したサービスの基盤を構築できるようにしていきたいですね。 まだまだ分からないことが多いのですが、少しずつでも前進していきたいです。

2. 作業を更に効率化

もう少し労働時間を短くできるように、作業を更に効率化していければいいなと思います。 休暇もあまり取れてないので、ちゃんと計画的に取っていきたいですね。 ちゃんと休暇も取りつつ、働く時は集中して働く、というメリハリを付けないと疲れちゃいますから。

3. 外部活動を再開

なかなか勉強会とかConferenceに参加することができなくなっていたのですが、今年はそのあたりも再開したいと思っています。 外部の人と繋がったり、自分のレベルを確認したり、外の世界の流れを見ておくことは大事ですから。 登壇とかもできるといいとは思っていますが、まずはLTとかからですね。

ということで、今年もよろしくお願いします。