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日々のアウトプット記録

開発環境(主にターミナル)周りを整理してみた

年も明けたし、去年やり残したことでも少しずつやるか、ということで開発環境(主にターミナル)周りを整理してみた記録。 まぁその、仕事で使っている設定ファイルなどを自分のPCにも反映しながら、いらないものを削除したりする感じです。

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目次


WSL

使っているディストリビューション

取り敢えずWSL(Windows Subsystem for Linux)の環境。 使っているのはUbuntuです。

$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION="18.04.3 LTS (Bionic Beaver)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 18.04.3 LTS"
VERSION_ID="18.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=bionic
UBUNTU_CODENAME=bionic

ターミナルの色テーマ変更

WSLに限らないのですが、Windowsのターミナルは色使いがいまいち暗い感じなので、最初にそれを変えます。

github.com

1. 上記をダウンロードしてUnzip

C:\Users\kabukawa\Downloads>curl -OLs https://github.com/microsoft/terminal/releases/download/1904.29002/ColorTool.zip
C:\Users\kabukawa\Downloads>start ColorTool.zip

2. 解凍したディレクトリに移動

C:\Users\kabukawa\Downloads>cd ColorTool

3. どんなカラースキームが使えるか確認

ここで表示されるものがカラースキーム名です。

C:\Users\kabukawa\Downloads\ColorTool>ColorTool.exe -s
campbell-legacy.ini
campbell.ini
cmd-legacy.ini
deuteranopia.itermcolors
OneHalfDark.itermcolors
OneHalfLight.itermcolors
solarized_dark.itermcolors
solarized_light.itermcolors

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4. カラースキームを設定

設定は -d オプションで行います。

自分は campbell.ini を使っています。

C:\Users\kabukawa\Downloads\ColorTool>ColorTool.exe -d campbell.ini
Wrote selected scheme to the defaults.

WSLのターミナルを再起動すれば、設定が反映されていると思います。(ディレクトリの青色が少し明るく見やすくなっているはず)

追加でインストールしているもの

追加で入れるものなどはこんな感じです。 Pythonは何か書こうと思ったらJupyter notebookも入れますが、基本設定としてはここまで。

sudo apt -y update
sudo apt -y upgrade
sudo apt -y autoremove
sudo apt -y install build-essential python3 python3-pip python3-dev golang-go vim vim-scripts screen language-pack-ja
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8
sudo dpkg-reconfigure tzdata

Gitの設定

最低限のものだけ。CodeCommit使うときはHelper設定も必要ですけど、家では使わないので基本設定のみで。 WSLのユーザー名と同じものを使っているので${USER}にしています。

git config --global user.name ${USER}
git config --global user.email ${USER}@gmail.com

PATH設定など

あとはbeep音消したり、path追加したり。 screenは SCREENDIR を指定しないと2度めの起動からエラーになるので環境変数に設定しています。

echo "export GOPATH=~/go" >> ~/.bashrc
echo "export SCREENDIR=~/.screen" >> ~/.bashrc
echo "set bell-style none" >> ~/.inputrc

GNU screen の設定

最初に覚えたのがGNU screenなので未だにscreen使ってます。どこかでコピペしたものをそのままな感じです。

$ cat .screenrc
defutf8 on
defencoding utf8
encoding utf8 utf8

startup_message off
vbell off

# 色
defbce on
term xterm-256color


# ステータスライン
hardstatus alwayslastline "%{= cd} %-w%{= wk} %n %t* %{-}%+w %= LoadAVG [%l] "

# マウススクロール
termcapinfo xterm* ti@:te@

# スクロール行数
defscrollback 10000

# vimとかlessとかtigとかのバッファを終了時に消す
altscreen on

# デフォルトシェル
shell $SHELL

vimの設定

vim も colorscheme 以外は最低限な感じですね。

~$ cat .vimrc
colorscheme shirotelin
syntax on
set hlsearch
set ts=4
set nowrap
set belloff=all

colorschemeはこちら。

github.com

歳のせいか、黒背景でvimを使うとものすごく読みづらいので、白背景でいい感じのこちらを使っています。 取り敢えず手動でのインストールをしています。(vimは初心者。。。)

$ mkdir -p ~/.vim/colors
$ curl -OL https://raw.githubusercontent.com/yasukotelin/shirotelin/master/colors/shirotelin.vim
$ mv shirotelin.vim ~/.vim/colors/

Git Bash

WSLが使えるようになってからは使う必要性をあまり感じていなかったGit Bashですが、WSLが使えないWindows HomeとかWindowsの世界で完結したい向きには便利なこともあるようなので少しだけ手を入れています。

ターミナルの設定

取り敢えず、

  1. Git Bashのターミナルを起動
  2. 左上のコントロールボックス(◆みたいなアイコンのところ)をクリック
  3. 表示されるメニューから [Options...] を選択

で設定ダイアログが表示されるので、いくつか設定しています。(あくまで個人の設定なので自分の好みに合わせて適当にどうぞ)

概観

色のテーマ(Windows10)と透明度(High)を設定しています。

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テキスト

フォント(BIZ UDゴシック 10pt)とロケール(ja_JP)、キャラセット(UTF-8)を設定しています。

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ウィンドウ

規定のサイズ(160×50)と、UIの言語(ja)を設定しています。ここでjaを設定することで設定画面の文言も日本語表示にできます。

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ターミナル

端末のタイプを xterm256に設定しています。

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WSLの設定をコピー

bashvimはgitbashでもそのまま設定を流用できるので、WSLから持ってきます。 screenは自前でビルドしないと使えないようなので、取り敢えず忘れます。

$ cp -pr .vim /mnt/c/Users/${USER}/
$ cp .vimrc /mnt/c/Users/${USER}/
$ cp .bashrc /mnt/c/Users/${USER}/
$ cp .gitconfig /mnt/c/Users/${USER}/

こんな感じでざっくりと開発環境を整理しました。

明日はVSCode周りを整理したいと思います。