Above & Beyond

日々のアウトプット記録

Node-RED UG勉強会 2018 年末LTパーティ

昨日は「Node-RED UG勉強会 2018 年末LTパーティ」という勉強会に参加してきました。

node-red.connpass.com

f:id:kabukawa:20181129105350p:plain

会場はウフルさん。ここに来たのは3回目ですが、いい雰囲気のスペースですよね!

f:id:kabukawa:20181128185821j:plain f:id:kabukawa:20181128185418j:plain:w400f:id:kabukawa:20181128185812j:plain:w400

uhuru.co.jp

Node-REDとは

本家のサイト から引用。

Node-RED is a programming tool for wiring together hardware devices, APIs and online services in new and interesting ways.

It provides a browser-based editor that makes it easy to wire together flows using the wide range of nodes in the palette that can be deployed to its runtime in a single-click.

ぐーぐる先生に翻訳してもらった。

Node-REDは、ハードウェアデバイスAPI、およびオンラインサービスを新しく面白い方法で一緒に配線するためのプログラミングツールです。

これは、ブラウザベースのエディタを提供し、パレット内の幅広いノードを使用してフローを簡単に配線することができ、ワンクリックでランタイムに展開することができます。

こんな感じでプログラミングができるツールらしい。

f:id:kabukawa:20181129114711p:plain


Node-RED User Group Japan とは

Node-REDユーザーを増やしていくためのコミュニティとのこと。

ページ URL
公式ページ https://nodered.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/groups/noderedjp/
Slack入り口 https://nodered-slack.herokuapp.com/

内容

当日の模様は野良ハックチームさんの協力でYoutube Liveで配信されています。録画が見られますので、参加したかったのに!という方はこちらもどうぞ。 www.youtube.com

始まる前のツイートを貼っときます。

Node-RED アドベントカレンダー2018 参加者募集中だそうです!

スポンサーセッション「孫の手(!?)enebular」

スポンサーセッション。ウフルさんのenebularについてのお話。

enebularについては、2018/12/13(木)にMeetupが開かれるようです。興味の有る方は是非!

enebular developer Meetup Vol.6 enebular.connpass.com

尚、セッションの途中でSNS投稿禁止で秘密の内容が話されていました。(この部分は動画にもありません)

でも、すごい内容は近日公開されるそうです!

セッション1 「Node-REDを使った図書館ロボットシステム」(仮)

小池星多(こいけせいた)さん 東京都市大学メディア情報学部社会メディア学科 教授

[資料がアップされたら追記します]

ソーシャルロボット「マグボット」の制御をNode-REDで作ったという内容。

Making Mugbot マグボットの作り方 | Nonproprietary Open Source Social Robot マグボット公式サイト

マグボットは懇親会のときに実機のデモ展示がありました。 f:id:kabukawa:20181128214732j:plain

本も出版されているようです。

おしゃべりロボット「マグボット」-ラズパイとArduinoで電子工作-

おしゃべりロボット「マグボット」-ラズパイとArduinoで電子工作-


セッション2 「カスタムNodeのススメ」

株式会社はてな koudenpa さん

www.slideshare.net

パレットに追加できる独自のノードを作ってもっとNode-REDを活用しよう、という内容。 クレデンシャルを作成してそれを使うようにすると、独自のノードを公開するときに誤ってクレデンシャルまで公開してしまうミスを防げるので推奨、ということを強調されていました。

Nodeの作成についてのドキュメント Node-RED日本ユーザ会 : Nodeの作成

参考実装 github.com


セッション3 「Node-REDフローの分散処理化による次世代の都市システム」

米澤拓郎(よねざわたくろう)さん 慶應義塾大学

www.slideshare.net

スマートシティの取り組みとして藤沢市でのゴミ収集車をIoT化して様々なデータを収集。その過程で分散処理化をNode-REDでやったという内容。

参考記事 www.compass-it.jp ascii.jp news.mynavi.jp


セッション4「IoTビジネスの現場で学んだNode-RED活用術」

NTTコミュニケーションズ 吉野祥之(よしのあきゆき)さん

www.slideshare.net

新しいオフィスに移転するにあたって、会議卓の空き情報やトイレの空きを可視化するためにNode-REDでアプリケーションを実装した時の知見についての共有という内容。

参考記事 www.ntt.com


セッション5 「IoTでテーブルサッカーを100倍楽しもう!」

民田雅人(みんだまさと)さん ぷらっとホーム株式会社

docs.google.com

「Watson IoTとPepperでテーブルサッカーを100倍楽しもう!」というタイトルで IBM Watson Summit 2016の時に作成したものについての内容。各センサーからのデータを処理する部分をNode-REDで作成したとのこと。

動画 www.youtube.com

参考記事

【神崎洋治のロボットの衝撃 vol.30】PepperとWatson IoTが連携してサッカーの実況中継、Pepper導入事例をジェナに聞く(2) | ロボスタ

robotstart.info


セッション6 「Node-REDのノードを作ろう!」

中島智弘(なかじまともひろ)さん 富士通株式会社

www.slideshare.net

Node-REDのノードを作って公開しよう!という内容。奇しくも、セッション2 「カスタムNodeのススメ」 と内容がかぶるところがありましたが、聞いた感じはそんなに「同じことを聞かされた」感はなく、結構楽しめました。

Node-RED Library Library - Node-RED

COLMINA Platform jp.fujitsu.com


セッション7 「TIPS:functionノード間で関数を共有する方法」

sakazukiさん eXhands

www.slideshare.net

functionノード間で関数を共有する方法という内容(タイトルのまんまですいません)。グローバルオブジェクトに関数を突っ込んでおいて使い回すという形のようですが、まだ詳しくわかっていない身としては「そんな風にやらないと使い回せないのか」と思いましたが、面白いですね、こういうTips。


セッション8「Node-REDのWebアプリへの組み込みとスマートハウスへの応用」

中田 充(なかだ みつる)さん GeckoLink

www.slideshare.net

組み込み機器へのNode-REDの適用とそれを使ったスマートハウス向け機器についての内容。

懇親会のときに実機のデモ展示がありました。 f:id:kabukawa:20181128214700j:plain


セッション9 「LINE Messaging API(node-red-contrib-line-messaging-api)を作った話(仮)」

菅原のびすけ(すがわらのびすけ)さん dotstudio株式会社

speakerdeck.com

LINE Messaging API を Node-REDから叩くものを作ってみた、という内容。


セッション10 「The sensors for the rest of us.」

大橋修(おおはしおさむ)さん

[資料がアップされたら追記します]


懇親会

懇親会は当初参加費500円の予定でしたが、会場スポンサーのウフルさんのご厚意で無料になりました。ありがとうございます! f:id:kabukawa:20181128205824j:plain

まとめ

始まる前は正直、LT10本ってどんな感じだと思っていましたが、メチャクチャすごかったです。 f:id:kabukawa:20181128214953j:plain

熱量に圧倒されたので、自分のPCにNode-Red入れようと思いたち、Node.jsをインストールし始めたら何も聞かれずに再起動されるアクシデント発生。

でも、負けません(笑)。 f:id:kabukawa:20181128191334j:plain:h400

取り敢えず、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!