Above & Beyond

日々のアウトプット記録

enebular developer Meetup Vol.6

12/13(木)は「enebular developer Meetup Vol.6」に参加してきました。

enebular.connpass.com

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会場は株式会社ウフルさんのイベントスペース。

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会場の入口にも、イベントスペースにもクリスマスツリーがあってキラキラでした!

enebular とは

enebular.com

enebular(エネブラー)は、IoT製品・サービスづくりを包括的に支援する、開発・運用サービスです。
エッジとクラウドにまたがるIoTアプリケーションを開発し、様々なデバイスへ迅速にデプロイ、膨大な量のデータを可視化やAIにより利活用することで、IoTアプリケーションの最適な運用を支援します。
enebularの名前は、星の数(nebular)ほどあるデバイスを、アップデートにより賢くし(enable)、分散しながら協調するアプリケーションの開発から由来しています。

enebularについて | enebular

Node-REDの部分を触るのに enebularを触ってみたので、興味があればこちらもどうぞ。アカウントの作り方も書いてあります。

kabukawa.hatenablog.jp


スケジュール

時間 内容
19:00~19:30 受付
19:30~19:35 オープニング
19:35~20:45 Long Talk & Lightning Talk
20:45~21:05 ウフルからのお知らせ/アンケート
21:05~22:00 懇親会

内容

有り難いことに「野良ハックチーム」さんの協力で動画配信が行われており、アーカイブYoutubeで視聴することができます。
ちなみに、1時間54分あたりから新機能の enebular editor のデモがあります。

www.youtube.com

動画見ればイベントの様子も分かりますので、この参加報告では資料などを貼ったり、ツイートをまとめる感じで。

会場入りの様子

ちなみにLT参加者は8名!(あれ、登壇枠より多いぞ。。。)

こんな雰囲気


InfoMotionがよくわからないので中の人教えてください

niccoli さんの発表。

enebularで作る京急開発環境という発表をする予定だった ポキオさん がインフルエンザで参加できないとのことで急遽登壇をされたとのこと。 この後の発表でも度々出てくるInfoMotionの使い方が分かりにくいという話。

「歯ごたえのある」という表現をされているので、ドキュメントとか改善されるといいですね。

ちなみに、ドキュメントはこれですかね。 github.com


enebularとespr developerで、夫の溺死防止装置を作る

トボリ さんの発表。

飲み会の増えるこのシーズンに、長風呂で寝込んでしまって夫が溺死するのを防止したい。
必要は発明の母、とは言いますが、愛ですね、愛。

音で検知だと事前に防ぐことはできないですけど、だからといって眠らないように定期的に冷たい風を送ったりするのは、せっかく気持ちよくお風呂に入っているのを台無しにしてしまうし、難しいですねぇ。


enebularでクリスマスツリーを光らせてみた

松下 さんの発表。

speakerdeck.com

enebularとツイートされるとクリスマスツリーのチカチカする速度が早くなる、というもの。 動画のツイートがあるので、そちらも見ていただければ。

この時期らしい発表でした!


LINE Clova ハンズオンに enebular はうってつけだった話(仮)

えんた さんの発表。

speakerdeck.com

ハンズオンの時に enebular を使うと良いという話。環境を作らなくていいとか、Node-REDでの編集は直感的で分かりやすいとか、一々「なるほど」と納得できる内容でした。

わざと失敗するように作っておく、というのも良いなと思いました。

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sakura.io が Alibaba Cloud に繋がらない(;_;) そのとき救世主 enebular が現れた!

寺尾 さんの発表。

www.slideshare.net

Sakura.ioに上がってくるセンサーデータをMQTTプロトコルでAlibaba Cloudに送って保存/可視化しようと思ったら、インターフェースに足りないものがあって詰んだ、と思ったけど、間に enebular を挟んだら解決できた、という内容。

インターフェースにIDが無い問題、Sakura.io側が使い方として想定しているユースケースがどういうものなのか、気になります。

今回の内容はアドベントカレンダーにも記事として纏められるとのこと。


enebularと布センサーで介護IoTを作ってみた

TetsuyaDota さんの発表。

LINE Boot Awards 2018 "enebular賞” を受賞されたとのこと。センサーを組み込んだ布で床ずれ防止をできないか、というお話。
動画があるので、そちらを見るとどういうものか分かりやすいと思います。

Care Thingの説明動画 www.youtube.com


enebular でアロマIoT

北崎 さんの発表。

ラズパイマガジンコンテスト2018 "enebular賞" を受賞されたとのこと。

https://www.slideshare.net/kitazaki/20181213enebularmeetupvolwww.slideshare.net

アロマIoTは、名前は聞いたことはあったのですが、映像を見たのは初めてだったので興味深かったです。
なんでアロマなのかと思っていましたが、謎が解消しました(笑)

スライドの上部に表示されていたツイートなどのメッセージが流れるバーは、electlon で作成されたものとのこと。
表示はされているけどマウスは透過(クリックできない)、常に最上位に表示されるウィンドウとして実装されているらしいです。
このコードは最初のセッションをされる予定だったポキオさんがQiitaに書かれたものをベースに作成された、と。


独習 enebular 第2版 ~ infotype を作る

ほりひろ さんの発表。

docs.google.com

infotype を作ると色々なグラフを作成できるよ、というお話。
公式から infomotion-tool というツールが提供されているので、それを使って作って行く手順とデモを見せていただきました。
こういうのをサクッと(実際には色々大変なんだと思いますが)作れてしまうのは凄いなぁと思います!


enebular editor

先月行われた Node-REDの勉強会でSNS禁止の内容として参加者のみに発表されていた enebular editor の情報がついに解禁になりました!

prtimes.jp

無償で利用できるようです!

ということで、ワンフットシーバスの田中さんが enebular editor を使った、デスクトップからドローン(tello)のコントロールの説明とデモ。

speakerdeck.com

見事にtelloが離着陸してデモは成功。
これは見ていて楽しいし、俺もやってみたい!と思いました。


懇親会

懇親会の様子。

色々お話を聞けて楽しかったです!
でも今回はなんか眠かったので、ちょっと早めに撤収しました。。。


まとめ

enebular の使い所というか、どうやって使うものなのかのイメージが今ひとつピンときていなかったのですが、参加してみて「こうやって使うものなのか」というのが少しわかった気がします。デスクトップで使える enebular editor も提供されたことだし、もうちょっと使い込んでみようかな、と思いました。

ということで、個人的には参加してとても参考になりました。

登壇者、スタッフ、参加者の皆様、ありがとうございました!