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日々のアウトプット記録

勉強会の参加者として自分が気をつけてること

勉強会に参加したいなと思ったら、誰でも気軽にConnpass等のサイトから申し込んで参加することができます。 勉強会に参加すれば知識を得られるだけでなくエンジニア同士のつながりもできるので、個人的にはできるだけ沢山のエンジニアが参加してほしいと思っています。 一方で、気軽に参加できるあまり、他の参加者から迷惑と思われたり主催者に迷惑をかけるような行為が問題になっている、という現実もあります。 そこで、このエントリでは、勉強会の参加者として自分が気をつけてることを書いてみます。

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目次


大前提

企業の開く「セミナー」とは違って、勉強会を開催・運営している人の多くはコミュニティの一員として、ボランティアで参加をしています。 異論は有ると思いますが、勉強会というのは自分たちが好きなことについて知りたい/知識などを共有したいということで集まったコミュニティだと自分は理解しています。なので自分が勉強会に参加するときには

「コミュニティに参加する」

という気持ちで参加するように心がけています。

コミュニティなので、

  • 「売りたい人」「買いたい人」
  • 「教える人」「教えてもらう人」
  • 「運営する人」「参加する人」

という 一方的な関係ではなく、一緒に作り上げていくもの。 これがこれから書く内容の大前提となる考え方です。


参加前に気をつけていること

  1. 直前のキャンセルはなるべく避ける
  2. 事前に用意すべきものなどが指定されている場合はきちんと準備する
  3. 受付/入館方法をよく確認する
  4. 会場で用意されている設備を確認する
  5. スマフォに入れているアプリ

いまさら言うまでもなく、どれも確認しておかないと自分だけでなく主催者や他の参加者にも迷惑をかけることになるので、自分は必ず確認しています。


1. 直前のキャンセルはなるべく避ける

勉強会の主催者は参加者の人数によって、例えば会場の椅子の数や懇親会の飲み物、食べ物などをどれだけ用意すればいいか決めています。 開催の当日にキャンセルが発生すると、

  • 事前準備(会場設営、ノベルティ、飲み物や食べ物など)が無駄になる
  • 代わりに繰り上げになった人が当日調整する余裕がなくて参加できない

といったことが発生することになります。 もちろん、当日急に体調が悪くなったり、業務の都合で参加できなくなることはあるので仕方ない部分もありますが、参加できないと分かったら早めにキャンセル処理をしましょう。更にまずいのは キャンセル処理さえせずに参加しない行為 です。キャンセル処理をしなかったばっかりに参加できたはずの人を参加できなくしてしまう。自分が逆の立場だったら嫌だなと思うので、本当に気をつけています。まとめると

  • キャンセル処理は必ず行う。
  • できるだけ早くキャンセルする。

ということが大事、ということです。

あと、これとは逆に、体調が悪いのに無理やり参加するというのも避けたほうが良いです。せっかくの勉強会なのに楽しく参加できないのは勿体無いですし、もし他の人に病気を伝染すようなことになったら大変です。体調が悪いときは無理せずキャンセルしましょう。

勉強会によっては以下のようなものが後日公開されることが多いので、キャンセルしたとしても内容をフォローアップできると思います。

  • 発表資料が共有される
  • Twitterで内容などがシェアされる
  • イベントレポートやブログが主催者や参加者によって公開される
  • 動画配信若しくは動画アーカイブ公開などがある

2. 事前に用意すべきものなどが指定されている場合はきちんと準備する

勉強会によっては、ハンズオン等で事前にPCにソフトウエアをセットアップして持ち込むことなどが指定されている場合があります。 こちらについても必ず事前に用意するようにしています。

  • インストールに時間が掛かるから事前にインストールを指定されている可能性がある
  • インストール済みであることを前提に勉強会(ハンズオン)が進行する

セットアップがうまくいかない場合もありますが、 事前に用意すれば嵌ったとしても時間の余裕があって調べたり主催者などに聞いたりすることもできる ので、これも大事なポイントだと思います。

よくわからないから当日会場でセットアップ方法を主催者に聞きながらやればいいや、みたいな感じで当日参加するのは避けたほうが良い です。

  • 会場でセットアップすると、貴重なWi-Fiの帯域を専有することになり、他の参加者にも迷惑がかかる
  • 会場でセットアップに手こずると、本題の方に着手できず何をするために参加したのかわからなくなる

各自のPCに何がインストールされているとか分かりませんし、OSのバージョンによる違いなどは主催者側もすべて対処できるわけではないです。 他の参加者の方がサポートしてくれるかもしれませんが、自分のPCのことが分かっていなければサポートもできません。 勉強会はパソコン教室ではありません。 事前に用意することで、どこがうまくいかないのかを知ることができますし、自分自身の勉強にもなります。


3. 受付/入館方法をよく確認する

これも事前に確認しておく必要があります。 会場によっては以下のようなものが受付時に必要になります。 (全部が必要なわけではなく、イベントページなどで指定されたものを用意しておくことになります) どんなものが受付に必要なのか、イベントページで必ず事前に確認しておいたほうが良いです。

  • メールなどで送られてくるQRコード若しくは入館用の来訪者番号
  • Connpass等のユーザー名
  • 参加票
  • 名刺

多くの場合、ユーザー名や参加票はスマフォ画面に表示して見せるだけでOKですが、たまに印刷したものが必要になるイベントも有ります。

名刺については、申込時の名前との確認や当日の名札として必要になるもので、個人名刺でも大丈夫です。 (少なくとも自分が参加した勉強会で駄目だったことはありませんでした)。 懇親会などでネットワーキングをするのに名刺交換をすることも多いので、10枚位は持っておいたほうが良いと思います。 (自分は持っています)

入館方法についても注意が必要です。 直接会場の入口まで行ける場合もあれば、別フロアで受付を済ませてから会場のある場所までエレベーターなどで移動するような場合もあります。 いずれにしても、イベントページや主催者からのメールで指示がされていると思いますので、必ず事前に確認しておきます。

入館方法についてはもう一つ大事なことが。 どうしても開始時間に間に合わず、遅刻するケースは結構あると思います。 時間によっては受付が撤収されてしまうこともあるので、遅刻した場合の入館方法も確認しておくと安心です。 受付が撤収される運用の場合はイベントページに

  • xxx時まで受付机を設置
  • 以降に来た場合はTwitter等で連絡して迎えに来てもらう

といった指示が書かれていることが多いです。必ず確認します。

あ、一番大事なことなんですけど、会場の場所は事前に必ず確認しておいたほうが良いです。 地下鉄の場合は特に、出口とか確認しておかないと結構迷います。 (経験者談)


4. 会場で用意されている設備を確認する

これは主にPCを持ち込む場合が該当しますが

  • 電源の有無
  • Wi-Fiの有無

は確認しておいたほうが良いと思います。

電源は提供されている会場も無くはないのですが、コンセントの設置形状の関係でMacBookの電源を挿すと抜けなくなるとか数が限られていることがあるので、3つ口くらいのタップを用意しておくと良いかもしれません。(自分のPCはバッテリーが結構持つので1日がかりのカンファレンスに参加するとかじゃなければタップは持ち歩きませんが、)

Wi-Fiについては会場によっては登壇者とスタッフのみに開放していたり用意されていない事もあるので、テザリングを使えるようにしておくとか、PCを諦めてスマフォのみで参加するといった対処が必要になったりします。なので事前に確認(イベントページにWi-Fiの有無は書いてあることが多いです)をしておいたほうが良いと思います。


5. スマフォに入れているアプリ

以前記事を書いたので、参考にしてください。

kabukawa.hatenablog.jp

カメラのシャッター音については最近いろいろな会場で指摘を受けることが多いので、無音化若しくは無音のカメラアプリは入れておいたほうが良いと思います。

Android(自分が使っているやつ。機能制限は有るけど無料版もあります)

play.google.com

iPhone(Microsoftが提供する無料のアプリ)

Microsoft Pix カメラ

Microsoft Pix カメラ

  • Microsoft Corporation
  • 写真/ビデオ
  • 無料

デジカメは機種によるので参考までに記事を貼っておきます。

higashisa.com


参加時に気をつけていることを書こうと思っていたのですが、だいぶ長くなったので次回にします。

勉強会に参加するに当たっての参考にしてもらえると嬉しいです。