Above & Beyond

日々のアウトプット記録

吉祥寺.pm35【吉祥寺に集合!オフライン開催!】で登壇してきた

12/01(金) は「吉祥寺.pm」に久しぶりに参加して、トーク枠で登壇をしてきました。

kichijojipm.connpass.com

会場は 吉祥寺公会堂。少し早めに付いたのですが、吉祥寺に来るのは久しぶりだったので夜の吉祥寺を少し徘徊🧎。

昼間と違って、なかなか雰囲気ありますよね。

自分のブログを読み返してみると、最後にオフラインで現地参加したのは2019年11月25日に開催された 吉祥寺.pm 20。 まる4年前ですね。しかも場所が六本木。今でも思い出すトークが沢山あって、思い出深いですね。

kabukawa.hatenablog.jp

吉祥寺での参加は更にその半年前が最後。しかもホールでの開催でした。あの時もすごかった。

kabukawa.hatenablog.jp

内容が多彩というのも、変わってないなぁと思いました。


目次


吉祥寺.pm とは

このブログで 吉祥寺.pm で検索してもらうと、過去に参加した時の参加レポートが出てくるので参考にしてください。 吉祥寺.pm 20の参加レポートで書いたこれが、自分のイメージです。🐤

吉祥寺でやっている句会です。え?perlの勉強会じゃないの?と思われるかもしれませんが、そうではありません。 なんで句会かというと、普段行われている場所(吉祥寺にある武蔵野公会堂)を予約するときに、カテゴリに勉強会というのがなく、句会として予約しているかららしいです。 そういうことなので、トークする人はセッションの中に一句を入れるというルールが有り、一句を入れれば話す内容はperlじゃなくてもOKです。(ぇ


何故参加したか

これまでは参加者かLT枠での登壇(しかもオンライン)だけでした。 今回は久々のオフライン開催なので参加することは決めていたのですが、トーク枠で喋ったことが無かったので、勢いでトーク枠で登壇することに。 申し込んだ後で「よく考えると20分の登壇なんて何年ぶりだよ」と自分に突っ込んでました。


内容

時間 内容(登壇者)
19:30-19:35(5分) オープニングトーク (Magnolia.K)
19:35-19:55(20分) TBD (ariaki)
19:55-20:15(20分) 「自分が本当にやりたかったこと」 (kabukawa)
20:15-20:35(20分) TBD (yu_mi0825)
20:35-20:55(20分) 「とりあえず、嫌がらずに Powershell を使ってみよう。」(Anubis_369z)
20:55-21:00(5分) 休憩
21:00-21:05(5分) TBD (yamato_sorariku)
21:05-21:10(5分) 「ベストプラクティスと組織とIaC(仮)」 (masasuzu)
21:10-21:15(5分) 「お前もコンテナにしてやろうか」 (わいとん)
21:15-21:20(5分) TBD (papix)
21:20-21:25(5分) 「初めて登壇した話」 (saka)
21:25-21:30(5分) TBD (MadoWindaheadz)

オープニングトーク

そういえば今回はアンカンファレンスタイム、無かったなーと思ったけど、吉祥寺の美味しいもの紹介の話してた。

興味がある人は是非 吉祥寺.pm の X アカウントをフォロー!

https://twitter.com/kichijojipm

そして今回は大発表が!!!

なんと来年、大吉祥寺.pm 開催の機運が! 日程が決まったら Save the dateしないと!!!


自分が本当にやりたかったこと

今回は自分が登壇しているので、その内容を少し振り返っておこうかなと思います。 (自分のトークでいっぱいいっぱいだったので他の方のトークの記録をしている余裕がなかったとも言う)

資料

github.com

「自分が本当にやりたかったこと」というタイトルで、この1年やってきたことの振り返りを話してきました。 2021年7月の 吉祥寺.pm 27 のLT で喋った「転職した話」の続編のような内容で、あれからどうなったか、みたいなところから話をしています。

タイトルはこの「顧客が本当に必要だったもの」になぞらえて、いくつかの項目をピックアップしています。

ドキュメント、勉強会/発表会、チームという3つの軸でやってきたこと、出来なかったこと、やったことでなにが変わったか、という流れで話をしたのですが、 もうちょっと整理して絞り込んでも良かったかな、と話し終わってから感じました。 今更ながらツイートを追ってみているんですが、皆さんの反応が励みになりますね。

一つ一つのツイートを見ながら、自分がやってきたことがそんなに間違っていなかったかも、と改めて振り返ることが出来ました。 もちろん、自分だけで出来たことではないですし、チームにも、周りにも恵まれていたんだなと改めて思いました。

  • やっとスタートラインに着いたところ
    • すぐに素晴らしい結果は出ない
    • それでも一歩踏み出してみる事が大事
  • 自分だけでできることなんて無い
    • 信頼関係をどうやって築いていくか
    • みんなでやればできる
  • 最後は楽しく

ということで、発表までは不安が大きかったのですが、ちょっとホッとしました。

ステージ横にあった黒板消しクリーナーが気になったので、貼っておきます。(まだこれあるんだ)


懇親会

本編が盛り上がりすぎて開始が少し遅れたというのもあり、1時間弱の参加で離脱。 トークのときには話せなかったことをお話したりも出来て、とても楽しい時間でした。 終電時間が気になりながらの参加は辛いので、次回は宿を取って参加しようと思ったのでした。


まとめ

今回も多彩な内容で、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。 オフラインで参加するのは、オンラインとは違った楽しみとか発見があっていいですね。 フルリモートになって、勉強会のためにわざわざ都内まで出るモチベーションが起きづらくなっているというのはありますが、それでも参加したいと思える場があるのって良いなと思いました。

毎回こんな事を書いている気がしますが、本当に楽しかったので、次回も参加したいと思ってます!

ありがとうございました!

社内勉強会でもやってみる会というのを始めた

何故始めたのか

転職して2年になるし開発に関わる人も増えてきているので何かやりたいなと思っていたわけですが、 日々の作業に追われて新しい技術や考え方のインプット/共有の機会が取りづらいと思うので、それを補う機会として社内の勉強会を始めてみました。

とはいえ、いきなり話をしろというのは準備も大変だと思うので、最初は既に公開されている勉強会の動画などを見ながら感想を言い合うみたいなところからはじめて、 徐々にLTやったりしていければなという感じでゆるくやってます。

どんな事をしているか

仕事がクソ忙しい中でスライドを準備とか無理なので、動画をみんなで見ながらワイワイ、というのをやってます。

見ている/予定動画

✅が付いているのは見終わったもの。 有益な内容を動画として公開されている各社様、ありがとうございます。

# 内容 資料/メモなど
第1回 ✅テーマ:自動テスト
「サバンナ便り〜自動テストに関する連載で得られた知見のまとめ〜」t_wada(和田 卓人)
www.youtube.com
第2回 ✅テーマ:プロダクト開発
『価値をすばやく届けるための改善』吉羽 龍太郎
www.youtube.com
第3回 ✅テーマ:Github Copilot
AI ペアプロで爆速コード開発 ! 使ってみよう GitHub Copilot IoT / Data / AI 編 10
自然言語処理が得意な OpenAI API で遊んでみよう! ~(祝) Azure OpenAI Service 提供開始 IoT / Data / AI 編 11
www.youtube.com
www.youtube.com
第4回 ✅テーマ:Ruby on Rails
DHHが語る、エンジニアとして成長し続けるための鍵
DHHが語る、Railsの強みとは?Hotwireとの関係に迫る。
DHHが語る、大規模なRailsアプリケーションにおけるチーム開発
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
第5回 テーマ:Fintech
フィンテックトレンド2023〜フィンテック養成勉強会 # 26
www.youtube.com
第6回 テーマ:チームトポロジー
チームトポロジーを成功させる実践方法の探求 - Team Topologies Stud
www.youtube.com
第7回 テーマ:ドキュメント
エンジニアのためのドキュメントライティング
www.youtube.com
第8回 テーマ:システム設計
現場で役立つシステム設計の原則
www.youtube.com
第9回 テーマ:Webアプリケーションセキュリティ
Webアプリケーションセキュリティ
www.youtube.com
第10回 テーマ:スタッフエンジニア
スタッフエンジニア/マネジメントを超えるリーダーシップ
www.youtube.com
第11回 テーマ:UX
UXに向き合い悩んだ20年間の軌跡
www.youtube.com
第12回 テーマ:QA
QA - 開発プロセス全般における品質向上
www.youtube.com
第13回 テーマ:プレゼンテーション
LINE TWM vol 3 春の特別編 日本語と英語で学ぶプレゼン講座
www.youtube.com

Forkwellさんの動画が多いのはたまたまです。

どんな風に運営しているか

Spacial Chatのステージを使って開催しています。 (Spacial Chat正式導入の話は別のエントリでそのうち書くかもしれません) 今のところは自分が良いなと思った動画をピックアップして流していますが、折を見てそれぞれの知見を共有したりしていきたいですね。

ステージ

ステージはこんな感じです。 動画を流すと背景は関係なくなるのですが、FES感を出したいのでこんな背景にしています。

使っている機能

オープニング/クロージング

  • 毎回自分の方で簡単な説明用プレゼンテーションをしています。
  • プレゼンは VS Code+vscode-reveal拡張で書いてます。(特に誰からもツッコまれないのが悲しい)
  • チャット欄に感想を書いてもらいたいとか、リアクションしてもらいたいっていう説明を毎回しています。
  • 動画についての簡単な説明もしています。
  • 動画を見終わった後は、クロージングとして感想を纏めようというのも呼びかけています。
  • 次回予告もしています。

チャット

  • Spacial Chatはルーム毎にチャット書き込めるので、見た感想や思ったことなどをそこに書き込んでもらっています。
  • 勉強会におけるTwitterと同じような位置づけにしています。
  • 当日参加できなかった人でもチャットを見たらどんな内容だったのかとか雰囲気を少しでも感じられるようにという意図です。
  • 各回ごとにNotionにページを作って、そこにも貼ってます。

リアクション

  • 画面下にあるボタンでリアクションが送れるので、これも使ってもらっています。
  • リアクションが有ると面白かったかどうかとか分かるし、なんか楽しい感が出るので活用しています。

良いところ/改善したいところ

良い

  • 動画の内容が良い。(話をされている皆様のおかげです)
  • 自分の準備の負荷がかなり軽減されている。
  • 目先の開発以外の事を選んでいるので、参加者が新鮮なものとして受け取ってくれている(ようだ)
  • 耳だけ参加でもある程度内容が分かるのは良い。
  • 公開されている動画なので、勉強会に参加できなくても後日時間が有る時に見直しができる。
  • これをきっかけに対話が生まれる(まだ少しだけど)

改善したい

  • ステージで同じ動画を見ているつもりが、入るタイミングが遅いとみんなと見ている位置が違っている。(Spacial Chatのステージの仕様)
  • チャットがまだまだ少ない。
  • 感想をまとめてくれている気配がない。
  • 仕事優先になりがちなので、みんなでワイワイ、までにはもう少し全体の理解も必要そう。
  • みんなが興味がある動画ってなんだろうな、みたいなツラミのようなものは感じている。

まとめ

という訳で、社内勉強会でもやってみる会というのを始めた話でした。 会社がフルリモートなのでオフラインのような懇親の場とかが作れないというのはありますが、こういう試みから少しでも横のつながりとかが生まれて会話になっていくと良いなと思っています。そして、こういうのは継続することも大事なので、ゆるく細く長く、というのを目指していきたいです。

転職してからの1年半を振り返ってみる

あけましておめでとうございます。 ということで、年も変わったので転職してからの1年半をちょっとだけ振り返ってみようと思います。

仕事の内容について

仕事の内容はインフラとか運用周り、果ては社内ITのインフラまで、開発とビジネス以外のところを引き受ける立ち位置。 相変わらず毎日分からないことを調べつつなんとか対処するような事が主な仕事と言ってもいい感じ。 入社した時と比べると関わるエンジニア数も増えて、全体の中でこぼれ落ちるような作業なんかも拾っては対応する、みたいなこともやってます。 こう書いても何やっているか伝わりづらいと思うけど、要するに何でも屋ってところです。

で、入社してから一番大事にしているのが、取り敢えずやったことをドキュメント化すること。 フルリモートだととにかくやっていることを記録して残して共有するのが滅茶苦茶大事なので、これは自分でも頑張ったなと思っています。 で、会社ではDocbaseをドキュメントのプラットフォームとして使っているので、どのくらいのドキュメントを書いたかを集計してみました。 APIが用意されているので以下のような感じで全部のドキュメントのタイトルと作成日時などを取得。

BASE_URL=https://api.docbase.io
API=teams/{スペース名}/posts
TOKEN={API Token}
curl --request GET \
  --url "${BASE_URL}/${API}?q=author%3A{ユーザー名}&page=1&per_page=100" \
  --header 'content-type: application/json; charset=utf8' \
  --header "x-docbasetoken: ${TOKEN}" | \
  jq -r '.posts[] | [.title,.scope,.created_at] | @csv' > article_lists.csv

CSVファイルに吐いたものをグラフにしたのが以下。

月別の投稿数

月によってばらつきは勿論ありますが、月平均で20位は書いていますね。 コードのドキュメント、データフォーマット、処理シーケンス等、書いている内容は様々ですが、書くことで理解が深まるし他の人と話をする時にドキュメントを先に読んでもらってから話をすると大分無駄が省けるので、書いてて良かったと思うことが多いです。

タイトルだけですが、こんな感じのものを書いてます。

AWS

  • AWS CLI
  • AWS MFA設定方法
  • AWS セッションマネージャー
  • AWS環境でIAMユーザーに複数MFA割当を行う
  • CloudWatch Logs Insights のクエリ
  • SESによるメール配信設定

Azure

  • Azure CLI
  • Azure Function 環境構築
  • Azure Synapse 外部テーブル作成
  • Azureのデータバックアップ設定
  • Azureログ調査方法

Kubernetes

Database

  • MongoDB
  • MongoDBへの接続
  • MySQL
  • MySQLへの接続方法

その他

  • Meta Defender Core のインストール
  • Meta Defender Core 調査
  • Redisへの接続

社内向け

  • VPN接続設定
  • Windows開発環境メモ
  • オフィスIT
  • 各種アカウント作成方法

仕事の仕方について

弊社はフルリモートなので、基本は家で仕事をしています。毎朝、朝会で前日までやったこととか今日やることを確認して、そこからは各自で作業をするのが基本的な流れ。 勿論、分からないことなどがあれば適宜オンラインでミーティングしたりしながら進めているので、孤立感はあまりないかと思います。

使っているコミュニケーションツールは

ですが、オンライン会議では相手に合わせてZoomやTeamsも使うことがあります。

自分が普段やっているのは、インフラ/運用保守周りとしては

  • 障害発生時にログを見て、そこから障害の原因と思しき箇所を特定してエンジニアチームに修正を依頼
  • インフラの設定変更など
  • インフラ設計/構築
  • VPN接続などの不調時に調査と修正などの対応
  • 各種アカウント(Azure/GitHub/Google/Slackなど)作成/削除
  • インフラコストチェック

上記以外にプロジェクト周りで

  • インフラ周りの問題に関する調査/作業指示
  • 作業や調査が漏れているものを拾って適切な作業者に依頼
  • 上記をする為にプロジェクト関連会議に基本的には全部参加
  • ドキュメント類の整理

と、コードを書く以外のことはだいたいやっているような気がします。

で、オフィスのインフラも対応する必要がある場面もあって、そういう時はオフィスに出社したりもします。 基本はクラウド上で完結するようにしていますが、どうしてもPCのメンテナンスだったりは発生するので。

今年は大きめのプロジェクトが有ったこともあり、自分は会議に取られる時間が多かったです。(1日の8割くらいが会議だった日も結構あった) フルリモートだとやっていることが分からないからサボれるし楽なのでは?とか思っている人もいるかも知れませんが、実際には成果が全てなので逆に働きすぎることのほうが多いのではないかなというのが実感です。実際、自分の月別の稼働時間を営業日で割った一日あたりの労働時間を見てみたのが以下のグラフ。

1日あたりの労働時間

見てわかる通り、5月くらいからはずっと10時間以上働いている感じです。 日によって短い日もあるしプロジェクトリリース前とかは休日勤務もあったので、この半年くらいは忙しかったですね。 ただ、成果を出せていればある程度時間の融通は効くので、日中帯に抜けて用事を済ませるとかはできますし、通勤時間もないので同じ労働時間でも通勤している場合に比べると時間ほど辛くはないかなと思います。 とはいえ、長時間働いても成果が上がらなければ意味がないので、このあたりは今年改善すべき課題です。


今年の目標

これまでを振り返ってみて、今年何をすべきかを考えてみました。

1. インフラ周り

もっと色々できるようにしていかないとなと思っています。 AzureとAWSという2つのクラウド基盤を使っているわけですが、これらを使いこなしつつ、安定したサービスの基盤を構築できるようにしていきたいですね。 まだまだ分からないことが多いのですが、少しずつでも前進していきたいです。

2. 作業を更に効率化

もう少し労働時間を短くできるように、作業を更に効率化していければいいなと思います。 休暇もあまり取れてないので、ちゃんと計画的に取っていきたいですね。 ちゃんと休暇も取りつつ、働く時は集中して働く、というメリハリを付けないと疲れちゃいますから。

3. 外部活動を再開

なかなか勉強会とかConferenceに参加することができなくなっていたのですが、今年はそのあたりも再開したいと思っています。 外部の人と繋がったり、自分のレベルを確認したり、外の世界の流れを見ておくことは大事ですから。 登壇とかもできるといいとは思っていますが、まずはLTとかからですね。

ということで、今年もよろしくお願いします。