昨日は「JDDStudy #4 最新DevOps事例勉強会!サーバーレスアーキテクチャとコンテナの話。」という勉強会に参加してきました。
会場は TECH PLAY SHIBUYA さん。 全体風景撮るの忘れてましたが、相変わらずきれいな会場です。
JDDStudy とは
JDDというのは Japan Digital Design 株式会社 さんの略称です。 なので、JDDStudyというのはJDDさんが開いている勉強会ですね。説明から引用すると
JDD が取り組んでいるFintechを中心に、ブロックチェーン、AI、DevOps、セキュリティなど、広く発信するための勉強会を開催しています。
という、興味深いテーマについて取り扱われる勉強会のようです。
また、JDDさんといえば、直近ではこんな活動もされてニュースになっていますね。
9月の連休を潰して取り組んだハッカソンの成果をやっと公表できました / “Zaif流出で使われたIPアドレス、ネット有志が特定:朝日新聞デジタル” https://t.co/tHZkKF4jqe
— 楠 正憲 (@masanork) 2018年11月5日
JDDさんがどういう会社なのかは、以下のページを読むと分かりやすいと思います。
なぜ参加したか
今回の勉強会のテーマをイベントページから引用すると
DevOps事例で今最もホットなキーワードである「サーバーレス」についてです。
コンテナがいいのか?サーバーレスがいいのか?よりよい開発環境構築のために頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか??
AWSを含む3社の開発技術動向をお話いただきます。
コンテナ、サーバーレスというキーワードが含まれているからなのか、参加者が200人以上という非常に人気の勉強会でした。 僕もテーマで面白そうだなと思ったのが一番大きいのですが、JDDさんが大手金融グループの関連会社でありながらスタートアップ的な振る舞いを持った会社のようなので、そこが開く勉強会というところに興味を持ちました。まぁ、単純に金融系のSEを長くやってきたので、面白そうだなという直感もありますが(笑)
スケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
18:30〜 | 受付開始 |
19:00〜19:10 | オープニング |
19:10〜19:50 | AWSにおけるMicroservices Architecture とDevOpsを推進する組織と人とツール |アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 福井 厚 |
19:50〜20:10 | 小さい組織も導入できるサーバーレスアーキテクチャとDevOps 株式会社ukka Hiroki Uemoto |
20:10〜20:30 | プロジェクトにおけるDevOpsプロセス事例 Japan Digital Design株式会社 Takuya Noguchi| mini projectにおけるサーバーレス事例 Japan Digital Design株式会社 Yoshiki Ozaki |
20:30〜20:35 | アンケート |
20:35〜21:30 | 懇親会 |
参加してみて
参加特典?として、OWNERSの次回申し込みで使える500円割引券をいただきました。ありがとうございます! owner-style.com
既にツイートがトゥギャられているので、会場の雰囲気はそちらで感じられるんじゃないかと思います。 togetter.com
また、昨日のうちに諏訪真一(@suwa_sh)さんが詳細な参加レポートが書かれているので、そちらへのリンクも貼っておきます。 note.mu
AWSにおけるMicroservices Architecture とDevOpsを推進する組織と人とツール
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 福井 厚(@afukui)さん
資料は公開され次第、貼ります。
話された内容とは異なる部分もありますが、英語での資料を見つけましたので貼っておきます。 メモを読むときの補完に参照していただければと思います。
www.slideshare.net
www.slideshare.net
概要: 今なぜDevOpsやMicroservicesアーキテクチャが注目されているのか、Amazonでは、どのようにそれらに取り組んでいるのかを紹介し、AWSが提供するサービスを利用して如何にDevOpsを実現するかについて解説します。
内容メモ: メモは取ったのですが、量が多くて追いつけてないので、結構抜けているところがあります。
なぜDevOpsなのか DevOpsを実現する人、組織、文化プラクティス、ツール AmazonにおけるDevOpsストーリー フルマネージドなサービスで実現するDevOps ソフトウェアを取り巻く環境の変化 ソフトウェアの作成と配布はかつてないほど高速になっている すばやく配布、すばやくフィードバック →俊敏性 エンタープライズ企業でも求められている ソフトウェアの配布モデルは大きく様変わりしている このような俊敏さに必要な組織、人材とは 要求の変化に柔軟に対応できる 自動化を推進する フィードバックを得てすばやく DevOpsを実現する人材 なぜDevOpsなのか DevOpsとは ソフトウェア開発のライフサイクル デリバリのパイプライン フィードバックループ ムダやボトルネックを取り除く 3Key of Successful DevOps カルチャー 壁を取り払う 所有権と説明責任をチームに 個人に対する責任は小さく 一般的に大きなチームは小さなチームより遅い 常に改善して高みを目指しHowには柔軟さを残す プラクティス 継続的インテグレーション&デリバリー 人手を介さない→高速なデプロイ、ミスの削減 Microservices モノリシックなアプリケーションアーキテクチャから機能別のアプリケーションへ Infrastructure あsService コードのよってリソースをモデル化 可能な限り自動化 アプリケーションとインフラの療法 宣言的にインフラを定義 セキュリテオィを含めて注意深くインフラを設計 定義や設定をアプリケーションコードのごとく行う バージョンコントロール アプリケーションのいち部としてのインフラ ロールバックと モニタリングとロギング Canary、Blue-Green Deployment その他のベストプラクティス 自動ロールバック 失敗児における最も早いリカバリのメカニズム ダッシュボードを通じて状況を把握する コードのすべてをコードリポジトリに管理 コードレビューは良いコードのためのベストな方法 ツール CI/CDツール Pipline Infrastructure management Metrics Amazon.comストーリー モノリシックなアプリケーションだった ブラックフライデー(リリース日が金曜だった) メンテナンスと維持が難しい ビルドやリリースがにかく時間がかかる すべてをmicroserviceに。 two-pizza teams すべての所有権 すべての説明責任 サービスチームと呼ぶ You build it, you run it Amazon Our Leadership Principles 意思決定のメカニズム Customer Obsession カスタマーを起点に構造 OwnwerShip 長期的な価値を犠牲にしない Bais for Action 失敗から学ぶことのほうが重要 開発の進め方 MVP PR/FAQ 先にプレスリリースを書く 6Pager/1pager プレゼンテーションツールは使わない まとめ ビジネスからの迅速なサービスリリースが求められる時代 DevOpsを実現できる組織
AWSのDevOpsについては以下のページも参考になると思います。
DevOps とは? - DevOps と AWS | AWS
DevOps と AWS( DevOps を採用するエンジニアの活動を迅速化・簡略化)| AWS
小さい組織も導入できるサーバーレスアーキテクチャとDevOps
株式会社ukka Hiroki Uemoto(@jazzsasori) さん
概要: 弊社サービスOWNERSをサーバーレスアーキテクチャで書き直した話とメンバーの少ない中でも最初からやったDevOpsの話。
内容メモ:
サーバーレス採用した話 サーバーレス採用してよかった なぜサーバーレスの運用を始めたか 2018年7月末のフルリニューアルをきっかけに もともとサーバーレスで運用経験が合った サービスの開発に集中できるようにしたかった nginxとかミドルウェアのチューニングになるべく時間を取られたくなかった 運用してみて感じたメリット スケーラブル 運用が楽 サーバーをハードとして意識せずに住む バッチ処理のために常時起動しているサーバー不要 安い デメリット RDSが使えない DynamoDBで構築 言語が限られる Python、Java、C#等 同時実行数は1000が上限(デフォルト) 制限緩和リクエストをして10000まで拡張した Lambdaの実行時間が15分になった バッチ処理を動かすなら注意 API Gatewayからのテキスト以外を配信しない staticなものはS3とCloudFront経由で サーバーレスでの注意点 実装無しでDynamoDB→Athenaにデータを流した AWS Glueがキモ ETL JobでjsonをS3へ Athenaでクエリ AWS noコンソールからポチポチして2時間位で構築 ローカル環境をdocker化 docker-machine デプロイ 絶対に人の手でデプロイしないという強いお気持ちでデプロイフローを考えた テスト pushのたびにtestを回す 重要な部分はガッツリ、それ以外はできるだけという割り切り TESTが通らないとデプロイできないようにしている 最初から整えたほうが楽 デプロイはCIに任せる testは重要なところだけでも書く testを依頼するなら管理ツールも導入
プロジェクトにおけるDevOpsプロセス事例
写真撮り忘れた。。。
Japan Digital Design株式会社 Takuya Noguchi(@tn961ir ) さん
概要: JDDにおけるプロジェクトにおけるDevOpsプロセスについてお伝えします。
内容メモ: 取れてないので、出てきたキーワードのリンクのみ貼っておきます。
www.slideshare.net
mini projectにおけるサーバーレス事例
Japan Digital Design株式会社 Yoshiki Ozaki(@ikazo_y) さん
www.slideshare.net
概要:JDDでの1つのプロジェクトを例に、開発のツールチェーン、サーバーレス構成、工夫した点を具体的にお話します。
内容メモ: こちらも取れていないので、キーワードのリンクを貼っておきます。
懇親会
懇親会、美味しい料理とお酒、ありがとうございました!
写真はありませんが、OWNERS さんで扱っているりんごが台風の被害で傷がついてしまったのを、りんごジュースにして持ち込まれていました。
めちゃくちゃ甘くて美味しかったです!
まとめ
テーマが今注目されているものということもありますが、非常に参加者も多く皆さん熱心にセッションを聞き入っているのが印象的でした。 また、JDDの社員さんもたくさんいらっしゃっていて、力が入っているなと思うと同時に、皆さん明るく気さくに交流されているところがいいな、と感じました。積極的に採用活動もされているようなので、興味がある方は応募してみてはいかがでしょうか?(僕は事情により応募できませんが、、、)
ということで、とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!
今日は参加させていただいて、ありがとうございました。いろいろなお話が聞けて、参考になりました。メモがあまり取れてないですけど、後日プログを書こうと思います。 #jddstudy
— kabukawa (@kabukawa) 2018年11月5日