11/13(水) は「ゴリラ.vim #10 非公式VimConf後夜祭 girls.vimと合同開催」に参加してきました。
会場は サイボウズ株式会社 さんのイベントスペース。
いつ来てもきれいでおしゃれなスペースですよね!
目次
ゴリラ.vim とは
ゴリラ(@gorilla0513)さんが主催する vim に関する勉強会です。
vim というエディタがどんなものなのかはここでは解説しませんが、エディタに関する勉強会ってあまりないので貴重な機会だと思います。 なお、ゴリラさんはこんな本も書かれているということなので、vim に興味が有る方はこちらもどうぞ。
何故参加したか
IT業界で社会人になって最初に触ったのが vi というエディタでした。 当時は「カーソルキーでカーソル動かないし、今何をしているのかもわからない。なんて使いづらいエディタなんだ」と思っていたのですが、その後の仕事で何度か使っているうちに、なんか目覚めました。vim は正確には vi ではなく vi クローンと呼ばれるものになります。でも、基本的な操作は vi と変わらない形にできますし、vim 固有のモードでは「これがコンソールのエディタでできるんだ」と思うようなものまで、非常に高機能なエディタです。反面、ちょっととっつきづらいとか、なんか難しそうというふうに感じるのも事実。慣れてしまえば悪くないと思うんですけどね。
というわけで以前から vim には関心があって、ゴリラ vim の開催告知を見たときには「参加したい」と思っていたんですが、なかなか予定が合わず。結局今回が初参加になりました。
内容
今回のテーマは「非公式VimConf後夜祭」。VimConfというのは コミュニティが定期開催するVimに関する世界で唯一のカンファレンスです。
今回もVimConfに参加できなかったので、どんなものだったのかな?というのを少しでも知ることができるのは良かったなと思います。
ゴリラがVimConfに参加してみた
ゴリラ さん
意外だなぁと思ったのが、VimConf参加経験が今回が初めてということ。スライドを見てもらえば分かりますが、一年でここまでできるのか、と正直驚きました。そして、VimConf楽しかったというのが伝わってくる、とてもいい内容でした。
Quipperian and VimConf2019
ravell さん
会社のメンバーでVimConfに参加して、社内にも良い効果があったという内容。VimConfに限らず会社が社員にカンファレンス参加を奨励するのは素晴らしいことだと思うんですが、費用会社持ち、複数人参加ってなかなか無いと思うので、良いなぁ、と思いました。でも、参加中やその後の社内勉強会に繋がる流れを聞いて納得。ただ、カンファレンス行ってきましただけだとそこで終わっちゃうけど、その熱が他の人にも伝搬して社内の熱が上がるという所まで見れば、プラスの効果しかない。社員のことを分かってるんだなぁ、なんてことを思ったりしました。参加した人の半数以上はスタッフも兼ねてたということですけど、愛が熱を生んで、その熱が新たな愛を生む。素晴らしいループですよね。ちょっと感動しました。
VimConfの効用
micchie さん
[資料は公開されたら追記します]
Vimで痩せるプラグイン、というパワーワードが出てましたが、内容は極めて真面目にVimConfについて語られていて、いい意味で期待を裏切られました(笑)
vimを使い始めた理由は色々ある(笑) #vimconf_after pic.twitter.com/aoM50eM3wA
— kabukawa (@kabukawa) 2019年11月13日
話し方がうまくで、ついつい聞き入ってしまうというのも印象的でした。
VimConf 2019 を振り返る
daisuzu さん
VimConfで行われた発表を、再構成して一蓮の繋がりとして再構築しながら振り返る、という内容でした。
ゴリラ.vim #10 非公式VimConf後夜祭 girls.vimと合同開催 · GitHub
僕はVimConfには参加できてないのですが、この流れで説明してもらえたら、めちゃくちゃ理解が深まったんだろうな、と思いながら聞いていました。まとめる力が凄すぎる。、。
VimConfの作り方
KoRoN さん
[資料は公開されないようです]
VimConfというカンファレンスを何故やっているのか、という内容でした。詳しくは書けませんが、Vimに対する愛がすごい熱量になってVimConfという形になっている、というのが伝わってきて、ただただ「すげーな」という言葉しか出てきませんでした(語彙力) というかKoRoNさんは実は初めて本物を見たので、そっちの感動も結構大きかったです。viに目覚めた頃、Windowsでもzvi使いたいたなと思って使っていた香り屋版のvim。あれがあったから今のvim良いよな、という想いがある。そういう意味では感謝しかない訳で、そりゃぁもう、心の中では「うわー、すげーよ」という気持ちの嵐でした(語彙力)
懇親会
翌日の仕事があるので、少しだけ参加して帰りました。でも、皆さん熱心にvimについて語り合っていて、それがとても印象的でした。みんな熱い!
まとめ
ちょっと皆さんのvim熱に押されて、ビビってしまいましたが、参加できていろいろ刺激を受けました。実は途中からプラグイン周りの話など、ついていけなかった部分もあるのですが、資料などを読み返しながら、ついていけるようになりたいと思いました。
講演者、スタッフ、参加者の皆様、ありがとうございました!