Above & Beyond

日々のアウトプット記録

Oracle Big Data Jam Session #1

11/26() は「Oracle Big Data Jam Session #1」に参加してきました。

oracle-code-tokyo-dev.connpass.com

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会場は 日本オラクル株式会社 さんのセミナースペース。

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目次


Oracle Big Data Jam Session とは

イベント概要から引用すると

"Oracle Big Data Jam Session" は Oracle Cloud Infrastructure の ビッグデータ系サーバレス・サービスの技術情報をお伝えする勉強会シリーズです。

同じOracleさんがやっている OCHa Cafeと違って、 ビッグデータ系サーバレス・サービスの技術情報に特化した勉強会、ということですね。

主催している Oracle Code Tokyo Night は 「オラクルのテクノロジーに限定しない、Developer(開発者)のDeveloper(開発者)によるDeveloper(開発者)のための開発者向けコミュニティ Meetup セミナー」 を謳っているので、それほど会社名を意識しないで聞くことができる感じがします。

こちらは4半期ごとに開催される予定とのことですので、気になる人は要チエック。


何故参加したか

とはいえ、クラウドの世界では後発のプレーヤーであるOracleがどんな方向性とか尖り方をしてクラウドを展開するのかとか、元々データベースという「データを扱う基盤」を得意とする会社のビッグデータに対する取り組みとかサービスってどんなものだろう、という興味を持って参加しました。


タイムスケジュール

時間 タイトル 登壇者
18:00~18:30 受付 -
18:30~18:40 オープニング 園田憲一 @sonoken さん
18:40~19:00 ラクルのビッグデータ系サーバレス・サービスのポートフォリオ 谷川信朗 さん
19:00~19:30 機械学習ことはじめ 早川博 @hhiroshell| さん
19:30~19:40 休憩 -
19:40~20:10 Apache Sparkことはじめ 園田憲一 @sonoken さん
20:10~21:00 ネットワーキング -

内容

Tweetは既にトゥギャられているのでリンクを貼っておきます。

togetter.com


ラクルのビッグデータ系サーバレス・サービスのポートフォリオ

谷川信朗 さん

www.slideshare.net

残念ながら仕事の都合で2セッション目からの参加となってしまい、最初のセッションは聞けていません。 なのでスライドだけ貼っておきます。 Oracleさんで開かれる勉強会は19時前スタートのことが多いので、18時定時の仕事をしている身には最初から参加するのはなかなか難しかったりするのですが、これはなかなか難しい問題なんでしょうね。。。


機械学習ことはじめ

早川博(@hhiroshell) さん

speakerdeck.com


OCHaCafe でのセッションや Cloud Native Developpers JP の主催でおなじみ(?)の早川さんによる機械学習の入門セッション。

時間の関係からかデモは無かったですが、入門編としてはとてもわかり易いものだったと思います。 セッションの参考資料にも挙げられている「仕事で始める機械学習」はこちら。

www.oreilly.co.jp

資料がわかりやすく書かれているので、下手に自分がまとめるよりも資料を読んだほうがわかりやすいと思います。

で、参加中に見たTweetが気になったので、Oracle Database Machine Learning Notebook というのを少し調べてみました。

www.oracle.com

これって Apache Zeppelin を使っているんですね。 Jupyter notebookではなく Apache Zeppelin を採用したのは、SQLデータも扱うからでしょうか。

zeppelin.apache.org

次のセッションはSparkの話題だったので、実際の使い心地など、デモで見られたら良かったかな、と思いました。


Apache Sparkことはじめ

園田憲一(@sonoken) さん

www.slideshare.net


Apache Spark の入門ということで、Sparkの概要をサンプルコードを交えながら説明していく、という内容。 前の週にApache Sparkの別の勉強会に参加したばかりだったので、タイムリーでした。

kabukawa.hatenablog.jp

Apache Spark自体が結構いろいろな機能を持っているので、こうやって概観的な話を聞けるのはありがたかったです。 反面、時間が限られていることもあって全体的に駆け足だったため、消化不良だったところもあったかなと思います。 セッション終了後に質問が多かったのも、興味がある人がたくさんいてもう少し聞きたいという人が多かったからだと思います。 もし次回、Sparkに関するセッションをするのであれば、是非デモを交えながらゆっくり時間を取って話を聞ければいいなと思いました。


懇親会

参加できなかったので、写真だけ。相変わらず料理が美味しそうですね!

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まとめ

途中参加だったためちょっと消化不良なところもありますが、とてもいい内容だったと思います。 次回はもう少しテーマを絞り込んでじっくり技術の話が聞きたいなと思いました。

最後になりますが、講演者、スタッフ、参加者の皆様、ありがとうございました!

11/25~12/1 参加予定の勉強会など

予定表

今週の参加予定を書いておきます。

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日付 時刻 イベント ハッシュタグ
11/25(月) 18:00〜21:10 connpass.com #Gaienmae_MeetUp
11/26(火) 18:00〜21:00 oracle-code-tokyo-dev.connpass.com #orajam
11/27(水) 19:00〜21:10 japan-d2.connpass.com #jddstudy
11/28(木) 19:00〜22:00 cnd.connpass.com #cndjp
11/29(金) - なし
11/30(土) - なし
12/01(日) - なし

コメント

先週は初日から勉強会参加ができなかったので、今週こそはという気持ち。 金曜日参加予定だった勉強会は抽選の結果補欠の後ろの方になったので、キャンセルして空きに。 なにか良さげな勉強会があれば飛び入りで参加するかも。。。

吉祥寺.pm20

11/22(金) は「吉祥寺.pm20」に参加してきました。

kichijojipm.connpass.com

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会場は 株式会社フリークアウト さんのイベントスペース。

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どこのライブハウスですか!?という雰囲気の会場でビビりました。

主催の @magnoliak さんもこんな感じです。吉祥寺.pm で~す、って登場しそうですね。


目次


吉祥寺.pmとは

吉祥寺でやっている句会です。え?perlの勉強会じゃないの?と思われるかもしれませんが、そうではありません。 なんで句会かというと、普段行われている場所(吉祥寺にある武蔵野公会堂)を予約するときに、カテゴリに勉強会というのがなく、句会として予約しているかららしいです。 そういうことなので、トークする人はセッションの中に一句を入れるというルールが有り、一句を入れれば話す内容はperlじゃなくてもOKです。(ぇ

ちなみに、今回は6周年+20回記念で開催場所が吉祥寺ではなく六本木!

なんで六本木開催かと言うと、主催の @magnoliak さんが 吉祥寺.pmを開催するきっかけとなった話をした場所、しかもその時の会場がフリークアウトさんだったからとのことです。 ここ1年しか参加していない自分が言うのもなんですが、生まれ故郷に帰ってきた、という表現にウルっときちゃいますね。。。


タイムテーブル

タイムテーブル

時間 内容
19:00〜 開場
19:00〜19:10 アンカンファレンス1:本当は難しいPSL(hiratara)
19:10〜19:20 アンカンファレンス2(setoazusa)
19:20〜19:30 アンカンファレンス3(tenten0213)
19:30〜19:35 オープニング(Magnolia)
19:35〜19:50 Talk1:ソフトウェアラジオとC++(jj1bdx)
19:50〜20:05 Talk2:触ってみよう Micronaut Framework(shimamchan)
20:05〜20:20 Talk3:PHP で AST 解析して Java の中間コードを生成する(memory)
20:20〜20:35 Talk4:詳解 Class::Accessor::Typed(papix)
20:35〜20:40 休憩
20:40〜20:45 スポンサートーク
20:45〜20:50 LT1:モンハンとマリオメーカーとプログラミング(sakura)
20:50〜20:55 LT2:お前たちの仕様の伝え方は間違っている!(i47_rozary)
20:55〜21:00 LT3:令和なのでメールを読む話(tennashi)
21:00〜21:05 LT4:それでもスクラムマスターをやっていく(KamoShinichiro)
21:05〜 懇親会
21:15〜21:20 懇親会LT:いまさらMySQL::Dump::Parser::XSの話(karupanerura)
21:20〜21:25 懇親会LT:昔作っていたソシャゲーの裏側(わいとん)
21:25〜21:30 懇親会LT:事業を横から見たエンジニアの悩み(kfly8)
21:30〜21:35 懇親会LT:エンジニアが(きっと)知らないエンジニア採用の話(chan_center)

内容

最近の勉強会の中でも、きちぴーはTweetの数が半端ないです。参加者がいかに楽しんで参加しているかがよく分かるので、是非Tweetも読んでみてください。

twitter.com

もはやこれを読めばブログエントリいらないんじゃ?と思うくらい、皆さん積極的にTweetをされています。素晴らしい。。。

ということで、取り敢えず本編は資料を貼る感じでまとめていこうと思います。


アンカンファレンス1:本当は難しいPSL

hiratara(@hiratara) さん

speakerdeck.com


PUBLIC SUFFIX LIST について。

publicsuffix.org

こんなものがある事自体知らなかったし、URLなのか検索語なのかをどうやって判別しているのかが分かってとてもスッキリ。 メンテが手動だとか、ブラウザにスタティックに埋め込まれているとか、今となっては「どうして」と思うようなことも聞けて、とても良かった。


アンカンファレンス2:Windows上でフロントエンドの開発

せとあず(@setoazusa) さん

[資料は公開されたら追記します]


WSLを使ってWindows上でフロントエンドの開発をするという内容。

VS CodeとRemote Development拡張 は仕事で毎日のように使っているけど、本当に捗るので入れていない人は是非使ってみることをお勧めします。 今までの開発は何だったんやと思うくらい、最高です(語彙力)

code.visualstudio.com

code.visualstudio.com


アンカンファレンス3:

てんてん(@tenten0213) さん

[資料は公開されたら追記します]


会社の様々な制度がオープンで素晴らしいという内容。

これの話が出てきて、なんか面白そうだなと思いました。

nuworks.jp

衝撃的だったのが給与をプランニングポーカーで決めるという話。 そもそも他の人の給与をみんなが知っているという前提がないとこれはできないと思うし、なかなか大胆だなぁ、というお気持ち。 でも、そこまでやっても大丈夫っていう心理的安全性も担保されているってことでもあるわけで、そういうところは良いですよね。


Talk1:ソフトウェアラジオとC++

Kenji Rikitake(@jj1bdx) さん

speakerdeck.com


ソフトウェアラジオと言われてもピンとこなかったけど、セッションを聞いて納得。 これはガチの内容でした。

こちらが実装。OSSで公開されている世界唯一のソフトウェアデコーダーらしいです。凄いとしか言いようがない。。。

github.com

RaspberryPiでも動くというのがまた凄いっす。


Talk2:触ってみよう Micronaut Framework

しまむ(@shimamchan) さん

speakerdeck.com


Micronaut というのは JVMベースのフルスタックフレームワークだそうです。

micronaut.io

特徴は

といったもの。(Javaは遠い昔に触ったっきりなので、だいぶ浦島太郎です) でも、シンプルで使いやすそうな感じだったので、もう少し調べてみようかなと思いました。


Talk3:PHP で AST 解析して Java の中間コードを生成する

めもりー🐱(@m3m0r7) さん

speakerdeck.com


たぶん内容的には以下の記事を整理し直した感じだったと思います。

qiita.com

出てくる用語はこの辺を参考に。

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

コンパイルしたら、デコンパイルして生成されたコードを見る、というのは自分はなんとなくやっていたんですが、皆さん普通はやらないのですかそうですか。。。 最後に生成されたコードがjavaコマンドで動いたり、そのコードをダンプしたときに生成したソース名がphpだったり、個人的にはとても楽しい内容でした。


Talk4:詳解 Class::Accessor::Typed

パ(@papix) さん

papix.hatenablog.com


Class::Accessor::Typed について。 perlはクラスの機能は後付なので、いろいろな実装がある。

  • 高機能だけど重い
  • シンプルだけど機能に制限有り

という2つのタイプがあるけど、Class::Accessor::Typed はシンプル寄りで機能は必要十分、といったところを目指している(というふうに言っていた気がする) はてなの社内で使われているとのこと。

metacpan.org

昔からあるのかと思っていたらリリース自体は結構最近のようです。(社外に公開されたのが最近ということなのかもしれませんが)

papix.hatenablog.com

クラスの後付はCもそうだし、どっちも使えるハイブリッドな言語というのは、クラスを使わない選択ができるという意味で個人的には好きです。


LT1:IR Reading 2019秋に行ってきました

sakura(@818uuu)さん

speakerdeck.com


個人的にガチな検索の人という認識のsakuraさんの発表。 予定されていた内容を急遽変更してガチな検索の話題に切り替えてくるあたり、やはり只者ではない。。。 検索に関する論文の話を楽しそうに喋っている姿が印象的でした。


LT2:お前たちの仕様の伝え方は間違っている!

ろずにゃっく(@i47_rozary) さん

speakerdeck.com


何かを人に伝えるには、きちんとストーリーを話さないと伝わらない、という内容。 これは最近すごく感じることがあって、なかなかに身につまされる話でした。 そうだよね、ストーリーわからないと変なことになりがちだよね、、、


LT3:令和なのでメールを読む話

てんなし(@tnnsh1) さん

kichijojipm_20.md · GitHub


なんかコンソールベースのmuttが出てきたり、時代って令和だっけ?と思い返してしまうような内容。 最近、Slackがリッチテキストベースになったりして違和感を感じていたので、「ああ、これで良いんだよな」と改めて思ったのでした。 そしてセッション資料はVimでプレゼン。これもなかなかに面白かったです。


LT4:それでもスクラムマスターをやっていく

kamo shinichiro@スクラムマスター(@tyantya41717651) さん

speakerdeck.com


懇親会LT:いまさらMySQL::Dump::Parser::XSの話

かるぱねるら(@karupanerura) さん

[資料は公開されたら追記します]


metacpan.org

公開5年で初めてイシューがたったので、手を入れているという内容でした(懇親会始まっていたので違っていたらすいません)


懇親会LT:昔作っていたソシャゲーの裏側

🍙わいとん♨️(@ytnobody) さん

[資料は公開されたら追記します]


内容的に資料は公開されない気がします。内容はツイート見て察してください。(笑)


懇親会LT:事業を横から見たエンジニアの悩み

kobaken(@kfly8) さん

[資料は公開されたら追記します]

ビジネスサイドからみれば、色々見えるものも考えも変わるよね、ということで悩んでいるという内容。 自分はそういう位置に立ったことはないので分かるとは言えないけど、でもまぁ、プログラムを書くようには行かないよなとは思います。 それでもできる人はいるわけで、なんというか、うまくやるしか無いのかなぁというお気持ち。


懇親会LT:エンジニアが(きっと)知らないエンジニア採用の話

ちゅん🀄️@採用担当(@chan_center)さん

[資料は公開されたら追記します]



懇親会

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いつもと違って、会場でそのまま懇親会に突入でした。 懇親会LTを聞きながら、いつもと違う懇親会の雰囲気。これもまた悪くないと思いました。 何より、終電を気にしなくて良いのが個人的にはありがたかったです(笑)


まとめ

取り敢えずこれまで参加してきた時の参加報告を貼っておきますね。毎回色々な驚きや気付きがあって、楽しい勉強会です。

kabukawa.hatenablog.jp

kabukawa.hatenablog.jp

kabukawa.hatenablog.jp

実は吉祥寺.pm19も参加しているんですが、忙しすぎて参加報告を書けていなかったことに今気づいたYo。。。


今回も楽しかったし、たくさんの気づきも得られて、とても良い回でした。 講演者、スタッフ、参加者、そして会場を提供してくれた株式会社フリークアウト様、ありがとうございました!