11/15(金) は「製造業アジャイル勉強会」に参加してきました。
beyond-hardware-agile.connpass.com
会場は 株式会社mediba さんの カフェスぺース「8cafe」 。
来たのは2度目ですけど、広くて素敵なカフェスペースてすね。
目次
製造業アジャイル勉強会とは
イベンもの概要から引用します。
製造業においてもアジャイルという言葉が浸透してきました。 様々なイベントで製造業アジャイルの事例の話を聞けるようになりました。
そんな中、私(及部)は今年の7月にソフトウェアの会社から製造業の会社(デンソー)にチーム転職してきました。もちろん違うことはたくさんありますが、数ヶ月経って感じたのは『でも、やるんだよ!』は変わらないということです。
「製造業だから」 「製造業なのに」 こんな言い訳の壁をぶっこわして、よいものづくりをするために会社の垣根を越えて滾っていきましょう。
なかなか力強いメッセージです。ちょうど今やってる仕事にも適用できそうという思いもあり、参加しました。
内容
内容は、中途半端にまとめるよりツイート見てもらったほうが雰囲気も伝わると思いますのでこちらも併せてどうぞ。
ユーザーと共創する本当に欲しかったサービス
〜製造業がアジャイルを取り入れた事例〜
船戸 康弘 さん@本田技研工業 笹 健太 さん@クリエーションライン
[資料は公開されたら追記します]
何かを始めるためのモチベーション、大事ですよね。セションではこんな話が出てきました。
心にしみる一言
— kabukawa (@kabukawa) November 15, 2019
チャットをしていると「遊ぶんじゃない」
英語で会話をしていると「日本語でやれ」
「俺たちが必死で稼いだ1秒一円を前らには使わせない」
#製造業アジャイル
セッションは、こういう言葉をバネに前に進む力に変えて壁を乗り越えてきた、という内容なわけですが、その苦労はツイートを追うと伝わるんじゃないかなと思います。
と同時に、「こんなこと、自分にはできない」と思うのはもったいないし、早すぎるとも思うので、このエントリでは難しく考えずまずはやってみる、というのは大事だよなということを書こうと思います。
セッションの中でも触れられていたのですが、許可なしで始められることって言うのはあります。スライドに書かれているボーダーラインって、割と多くの会社でも同じようなラインが有るんじゃないでしょうか?つまり、ルールとか許可が無いと、みたいな話って、実は最初からクラウド化!みたいなところを考えすぎるあまり、すぐに始められることを見落としているんじゃないか。なんてことを思うわけです。
そして、大事なのは仲間探し。一人で壁を突破するのは難しいけど、仲間がいればなんとかなることも有る。 だから仲間探しが大事。そして、周りをいかにして巻き込むか。外に求めなくても大企業だと社内に思わぬ逸材がいる、という話はなるほどな、と思いました。
大企業なので思わぬところに逸材がいる。
— kabukawa (@kabukawa) November 15, 2019
ただしIT部門にはいない。
#製造業アジャイル
で、そうは言っても実際始めてみると、色々ありますよね。セッションでも触れられていましたけど、こういうやつです。 こんな事言われたりしたら、萎えますよね。しかも言ってくるのはたいてい「関係ない」人たち。
実際の上司から怒られる。これはまぁ、仕方ないですね。 でもまぁ、考えてみてください。Twitterでも同じようなこと、有るじゃないですか。クソリプだと思えば良いのです。(暴言) セッションでも、どう解決したか?の答えは「気にせずすすめる」でした。
自分の場合は、長いことSESで客先に常駐して仕事をしてきたので、セッションで語られてきたような苦労はなんとなくわかります。一歩を踏み出したい人が中にいればできるだけ手を貸したいとおもいますし、実際それが成果を上げたこともあります。(もちろんそれは、自分ではなく一歩を踏み出した中の人の成果です) 今でも、一歩を踏み出すのを助けるために勉強会をしてみたり、情報発信をしてみたりということもやっているわけですが、大事なのはやはり「踏み出す勇気」だと思うのです。そしてそれを少しずつでも良いから積み重ねていくこと。
そういう行動が、壁を壊すきっかけになる。そして、成果が上がれば反対も賛成に変わっていく。
とりあえず何を言われても、始めてみる。
— kabukawa (@kabukawa) November 15, 2019
結果が出れば、反対も賛成に変わる。
突破するには、やっぱりそういう行動が必要なんだよな、、、
#製造業アジャイル
もちろん、全てがこんなにうまくいくわけではないけれど、それでもやはり、前に進むためには「自分が」一歩を踏み出すしか無い。 セッションを聞きながら、そんなことを感じたのでした。
OST(オープンスペーステクノロジー)
OSTというのは初めてだったのでビビっていましたが、内容を解説した記事を及部さんが書かれているので、そちらのリンクを貼っておきます。
当日の説明で使われた資料はこちら。
どんなことをするのかというと、
- 自分が喋りたいことを紙に書く
- みんなの前でプレゼン
- タイムテーブルにその上を貼っていく
- 時間になったらその場所で勝手にセッションを始める
と、至ってシンプルな仕組み。原則と参加者の役割はこんな感じ。
最初は何をすればいいかわからなかったけど、参加してみてなかなか面白い形式だなと思いました。自分が参加した中で印象的だったのは、以下ですかね。
悩んでるところはみんな同じ、というか、俺たちはウォーターフォールもアジャイルもできてなかった、に共感する人が他にもいたのは良かったです。
— kabukawa (@kabukawa) November 15, 2019
#製造業アジャイル
現場で同じようなことで悩んでいる人は多い。だからこそ、一歩を踏み出して周りを巻き込んで変えていくことが大事。 なんてことを思いながら帰途についたのでした。
参加してる、という感覚を得られるのでOST良かった。次回は話す側に回りたい。
— kabukawa (@kabukawa) November 15, 2019
#製造業アジャイル
まとめ
なんかまとまらない内容になってしましたが、色々気づきがあって参加できてよかったです。 次回も参加したいな!
講演者、スタッフ、参加書の皆様、ありがとうございました!